海外ドラマ好きの友人たちの間でもとにかく面白いと話題の『グッド・ワイフ』。
『グッド・ワイフ』を見た感想やあらすじ、作品情報などを紹介していきます。
目次
『グッド・ワイフ』シーズン2・第9話『9時間』のあらすじ
この先、ネタバレを含んでいるため、ご注意ください。
(※ネタバレの箇所は赤文字で表記しています。)
アリシアの自宅にはグレースの友人シャノンが来ています。グレースたちは、キャンパス・フェイスのイベントに行きたいとそうです。ピーターが民主党討論会を控えているため、イーライはピーターを休めるようにグレースたちに忠告していたようです。
アリシアのもとに、控訴裁判所のジェイソン・ケリガンから電話がかかってきました。昨夜アリシアが行ったとある人物の死刑執行停止の申し立ての追加書面を提出するかどうかの確認でした。アリシアの訴えが通らなければ、今晩死刑は執行されます。
アリシアはかけ直すと伝え、ウィルに書記官から電話が来たと伝えました。ウィルはダイアンに知らせるように言います。容疑者のカーター・ライトは奥さんに恋人ができた腹いせに殺害したとされています。ダイアンは彼と面会し、娘と話すよう伝えます。
本来、裁判所側がこちらが見過ごした点を伝えるのは規則違反です。しかしウィルたちは急速に書類の見直しを行うことに。提出期限は6時までとのことで、9時間以内に見直さなければなりません。ウィルは9時間で人の命が救えると皆に呼びかけます。
書類に不十分な点があったのか、あるいは再審に持ち込めるのか、2つの可能性がある中、リーガルエイドたちは申立書にミスがないか一語一語見直します。ウィルたちは書記官と裁判官3人を調べ、説得できそうな判事がいるか探ることになりました。
書記官のジェイソン・ケリガンについて調べると、彼はかつて冤罪を扱うイノセンスプロジェクトで活動していました。ケイリーはその団体にいた人物を知っているとのことで、カリンダは協力を求めます。
ピーターは討論会の準備をしています。ピーターはアリシアに、控訴裁判所の判事がグレンドンであり、再婚相手が死刑に反対していたという情報を伝えます。さらに、カーターの他に容疑者がいないかどうか裁判記録を確認することになりました。
ピーターは、死刑に対する考えは変えないと主張するも、アリシアが死刑の執行停止を求めていることから、矛盾をついてくる記者がいそうだと懸念します。イーライは、家族の話をされても動揺せず、腹が立っても黙りこまず話題を変えるよう伝えます。
カーターは家族にはずっと会っていないと話しますが、ダイアンは今会っておかないと後悔すると伝えます。そして、カーターの娘のルビーに面会に来るように伝えます。面会時間はあと3時間ですが、ダイアンは所長に面会時間を延ばしてもらうことに。
カーターと妻のキャロラインが別居した1ヵ月後にキャロラインのアパートが全焼し、彼女の恋人らしき男性も焼死しており、アリバイのないカーターは嫉妬から殺害したと疑われました。国選弁護士が目をつけた他の容疑者はフランク・ゲップハートです。
フランクは、カーター夫婦は喧嘩が耐えなかったと証言しており、カーターと共同経営していた会社は98年に解散しています。カーターを殺そうと放火したが、既に彼は家を出ていたとの疑いが。ウィルはブレイクに、フランクを捜すよう命じます。
ダイアンは、カーターと娘を会わせるよう取り入ります。麻酔薬が使用期限切れとのことで、死刑執行が伸びる可能性が出てきました。薬殺の手順で最初に使うチオペンタール・ナトリウムが使用期限切れで、他の薬で対応するとのことです。
ケイリーのもとに、イノセント・プロジェクトの代表であり、ケイリーの父親の友人であるバリー・シェックから電話がかかってきました。彼はカーターの件でケイリーに協力を求め、ケイリーはバリー本人であることがわかると事務所にやってきます。
ブレイクは、ゲップハートの元妻のもとを訪れます。彼女は、フランクがカーターがお客を奪って独立したことを恨んでいたと話します。フランクならやりかねないが、事件の夜は私と一緒に映画館にいたと話します。ゲップハートの線は消えました。
ケイリーの話によると、書記官のジェイソンは、放火の罪で処刑された男が無実だったという記事にショックを受け、"科学捜査と裁判の落とし穴"というタイトルの論文を書いたとのことです。ウィルは、ケイリーにその論文を入手するよう依頼します。
さらに、ウィルはアリシアとカリンダに、裁判で証言した専門家に見解を尋ねるよう依頼しました。カーターは娘に会えるとのことでダイアンに感謝します。そして、ダイアンに何もかも話すように頼み、ダイアンは追加の主張を準備中だと話します。
ウィルは、チオペンタールが使用期限切れだからといってホース・トランキライザーを代用するなど法が許さないと主張します。薬を変えて処刑するなど残虐行為だと話します。判事は、他の州から薬を入手すれば良いと話し、死刑執行は延期されることに。
放火の専門家であるグロスマン博士は、今空港にいるため、助手が追いかけるとのことです。既に飛行機が出た後でしたが、シカゴで乗り換えるとのことで、カリンダは博士のもとへと向かいます。カーターのもとには娘のルビーが到着しました。
カリンダは空港に到着しました。カリンダは博士に対し、科学が進歩し火災鑑定も変化したのではないかと伝えますが、博士は壁にあるV字の燃焼跡は燃焼促進剤を使って火をつけたと証拠だと主張。カリンダは旧式の配線から出火した可能性に触れます。
博士は茶色のシミは燃焼促進剤によるものだと話しますが、カリンダはフラッシュオーバーのシミではないかと主張します。そして、カーターを死刑に追い込んだ間違いを正す責任があると博士に伝え、飛行機には乗らず宣誓供述書を書くように依頼します。
アリシアのもとに、グレンドン判事から電話が。判事は博士の新しい供述書を読んでいるとのこと。アリシアはカーターは無実だと伝え、死刑に間違いはあってはいけないと話します。裁判所は死刑執行直前に執行停止を命じ、再審となる見込みです。
『グッド・ワイフ』シーズン2・第9話『9時間』の感想
ピーターの民主党討論会が始まる
ピーターはインタビュアーの質問に対し暴言を吐く場面もありましたが、家族を守るために必死です。アリシアはそんなピーターの様子を微笑ましく見守っているようです。ピーターは、アリシアとの夫婦の信頼関係を少しずつ取り戻しているようですね。
アリシアの活躍から目が離せない
今回のケースは、アリシアが死刑執行停止の申し立てをした場面から始まりました。重大なケースを担当しているもののアリシアは2年目のアソシエイトだと謙遜する場面もありました。カリンダはそれをなだめ、アリシアはカーターは無実だと言い切ります。
人生は曖昧なことだらけで、正誤を決めなくて済むこともあります。しかし、死刑に誤りは絶対にあってはいけないと判事に対し涙ながらに話すアリシアの様子にはグッと来てしまいました。カリンダはアリシアは本当によくやった、信じて、と伝えます。
どこか自信なさげで謙虚な部分のあるアリシアですが、その人間味と真面目さで数々の重大なケースを解決していく様子はとても魅力的です。アリシアの活躍からこれからも目が離せません。カリンダはそんなアリシアを心から慕っている様子です。
『グッド・ワイフ(Good Wife)』というタイトルについて
『グッド・ワイフ(Good Wife)』は直訳すると「良妻賢母」という意味があります。このドラマの原題は「The Good Wife」ですが、このタイトルの意味を「(一般的な)良妻賢母」と解釈するのは正しくはないという意見があります。このタイトルには冠詞の “The” がついています。
したがって、 “A Good Wife” であれば一般的な意味での良妻賢母という意味合いが強くなりますが、 “The Good Wife” は主人公アリシア・フロリック固有の “Good Wife” 、「良き妻」であるとする意見があるのです。
ストーリーが展開されていくにつれ、一般的な良妻賢母という呼び方がされることに疑問符がついてくるのに従い、アリシアが “A Good Wife” ではなく “The Good Wife” であるということを表しているのではないかという解釈があります。
『グッド・ワイフ』の作品情報
上映日 | 2009年9月22日 |
上映時間 | 約43分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
ジャンル | 海外ドラマ |
監督 | チャールズ・マクドゥガル |
脚本 | ミッチェル・キング、ロバート・キングなど |
キャスト | ジュリアナ・マルグリーズ、クリス・ノースなど |
映画賞 | ゴールデン・グローブ賞、エミー賞 |
登場人物紹介
アリシア・フロリック(ジュリアナ・マルグリーズ)
ロックハート・ガードナー事務所の弁護士で、母として家庭を支えています。夫ピーターを信じると決めたものの、ウィルへの想いを抑えられずにいます。
アリシア役を演じたのは、アメリカのニューヨーク州出身の女優、ジュリアナ・マルグリーズです。サラ・ローレンス大学で美術史を学び、在学中に演技を始めました。1994年から2000年の間、テレビシリーズ『ER緊急救命室』に看護婦長役で出演していました。
本作『グッド・ワイフ』ではゴールデングローブ賞のテレビ主演女優賞(ドラマ部門)を受賞しました。本作のプロデューサーとしても名を連ねています。2007年に弁護士の男性と結婚しました。
ピーター・フロリック(クリス・ノース)
アリシアの夫。スキャンダル事件や逮捕など、アリシアに迷惑をかけていたことを反省しています。仕事に対しても前向きな姿勢を見せています。
ピーター役を演じたのは、大人気のテレビドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』のミスター・ビッグ役でもおなじみのクリス・ノースです。アメリカのウィスコンシン州出身の俳優で、1986年の『オフ・ビート』で映画デビューを果たし、その後も数々の作品に出演しています。
人気テレビシリーズ『ロー・アンド・オーダー』で刑事マイク・ローガン役を務めたことでも知られおり、『セックス・アンド・ザ・シティ』ではゴールデングローブ賞にノミネートされました。
ウィル・ガードナー(ジョシュ・チャールズ)
アリシアの学生時代からの友人で、ロックハート・ガードナー事務所の優秀な弁護士です。アリシアの苦労を気にかけつつ、想いを抱いています。
ウィル役を演じたのは、アメリカのメリーランド州ボルチモア出身の俳優、ジョシュ・チャールズです。同じくボルチモア出身の監督・ジョン・ウォーターズが手掛けた1988年の映画『ヘアスプレー』にて映画デビューを果たしました。
1989年の映画『いまを生きる』ではロビン・ウィリアムズ、イーサン・ホークと共演し、2009年の映画『アフターライフ』ではクリスティーナ・リッチ、リアム・ニーソンと共演しました。フェデリコ・フェリーニ監督作品の大ファンとしても知られています。
ダイアン・ロックハート(クリスティーン・バランスキー)
ロックハート・ガードナー事務所の女性弁護士。同じ事務所のウィルとはビジネスパートナーですが、経営方針をめぐって意見が対立することも。
ダイアン役を演じたクリスティーン・バランスキーは、アメリカのニューヨーク州バッファロー出身の女優です。父親はポーランド語新聞の編集者であり、祖父母はポーランドで俳優として活躍していました。
ジュリアード音楽院で学び、ブロードウェイで活躍し、1984年と1989年にはトニー賞を受賞しています。映画『シカゴ』『マンマ・ミーア!』などにも出演しています。エミー賞やゴールデン・グローブ賞など、数々の賞にノミネート経験された経験を持ちます。
ケイリー・アゴス(マット・ズークリー)
ロックハート・ガードナー事務所ではアリシアとポジションを争っていましたが、弁護士を退職することに。その優秀さを買われて検事局に転職することになりました。
ケイリーを演じるマット・ズークリーは、アメリカ合衆国のニューハンプシャー州出身の俳優です。チャールストン大学にて歴史学と政治学の学士号を所得しました。テニスの奨学金で大学の行くほどテニスが得意です。ロースクールの試験を受けた過去も。
カリンダ・シャルマ(アーチー・パンジャビ)
ロックハート・ガードナー事務所の優秀な調査スタッフ。アリシアとは良き仕事仲間で、夫ピーターのスキャンダルに苦労するアリシアを陰ながら支えます。
カリンダ役を演じたのは、イギリスのロンドンのエッジウェア出身の女優、アーチー・パンジャビです。彼女の両親はインド出身で、教師をしています。子供の頃から女優を目指しており、イギリスのブルネル大学では経営学を学んでいました。
第62回プライムタイム・エミー賞では助演女優賞を受賞し、第70回ゴールデングローブ賞のテレビシリーズドラマ部門では助演女優賞にノミネートされました。なお、2005年のベルリン国際映画祭においてはシューティング・スター賞も受賞しています。
『グッド・ワイフ』の視聴方法
『グッド・ワイフ』を視聴できる動画配信サービスは以下の通り。
グッド・ワイフ | 無料期間 | 月額料金(税込) | |
---|---|---|---|
U-NEXT | × 視聴不可 | 31日間 | 2,189円 |
Hulu オススメ! | ◎ 配信中 | 2週間 | 1,026円 |
Amazon プライム | × 視聴不可 | 30日間 | 500円 |
Netflix | × 視聴不可 | 31日間 | 990円~ |
dTV | × 視聴不可 | 31日間 | 550円 |
2021年10月1日現在『グッドワイフ』はHuluで視聴可能です。
『hulu』でグッドワイフを視聴する
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『グッドワイフ』シーズン2のエピソード一覧
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