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海外ドラマ『グッドワイフ』シーズン2・第14話のあらすじと感想|ネタバレあり

海外ドラマ好きの友人たちの間でもとにかく面白いと話題の『グッド・ワイフ』。

『グッド・ワイフ』を見た感想やあらすじ、作品情報などを紹介していきます。

『グッド・ワイフ』シーズン2・第14話『若き億万長者』のあらすじ

海外ドラマ『グッド・ワイフ』のあらすじを結末まで解説しています。
この先、ネタバレを含んでいるため、ご注意ください
(※ネタバレの箇所は赤文字で表記しています。)

今回の依頼人は、推定資産42億ドルの若き億万長者、パトリック・エデルスタインです。彼をモデルにした映画の中で事実と異なる表現があり、パトリックは映画会社を名誉棄損で訴えました。名誉毀損の立証は基本的に難しいケースだとされています。

今回の件は、ダイアンの友人であり弁護士のバイオラ・ウォルシュがダイアンの事務所に今週だけ代理を頼めないかと紹介しました。タイムチャージだけで320万ドルの実入りのいい依頼です。バイオラはイリノイ州が名誉毀損に甘いと踏んでいます。

ダイアンは、ウィルにケイリーを呼び戻そうと考えていることを話します。ウィルは気まずいと言いますが、ダイアンが修復可能だと話すと、考えてみるといいます。ウィルは旅行中のアリシアに電話をかけ、大きな仕事が舞い込んだと報告します。

 

アリシアとオーウェンは2人で旅行に出かけている最中でした。オーウェンはウィルのことでアリシアをからかいますが、アリシアはあくまで上司と部下の関係であると主張します。しかし、オーウェンは本心ではないとアリシアの背中を押したがります。

エデルスタインは、映画の中で自分がオタク扱いされており、この映画しか自身の情報源がないことから、誤解を招くことを懸念しています。さらに彼は、あくまで自分は25歳のプログラマーであるため注目は望んでいない、公人ではないと話します。

製作側は、これは映画でありドキュメンタリーではない、出来事を創造的に作り直したものだと主張します。エデルスタインはそうであるならば僕の名前を使うべきではないといいます。ウィルもダイアンも、彼を世間が放っておかないと考えています。

 

ケイリーはカリンダを呼び出します。ブース医師の意識が戻り、アンドリューはカリンダにいくつか質問をしたいといいます。事件の朝カリンダが彼を訪ねたか尋ねると、カリンダは証言を頼みに行ったといいます。グラスにはカリンダの指紋がありました。

しかし、指紋はグラス以外の場所には残っておらず、彼の家にはカリンダの指紋がついたグラスと同じ種類のグラスは無いとのこと。しかし、事務所にはグラスの購入明細がありました。ケイリーはアンドリューに、カリンダは容疑者ではないといいます。

映画にはパトリックの恋人が彼を引きこもりと呼ぶシーンがありました。パトリックの婚約は本件とは無関係だと主張し、真実かどうかには触れず、"真実と信ずるに足る理由が"と何度も口にし、映画会社に対し、ウィルは苛立ちを隠せません。

 

映画会社の男性は、ウィルの元を訪れ、名誉棄損には害意の立証が必要なため、君に勝ち目はないと話します。さらに本人も負けると知っている上で裁判に持ち込み宣伝効果を狙っていると話します。ウィルはアリシアに電話し、勝てる訴訟だといいます。

ウィルは、映画の内容に嘘があり映画会社も認識していたと証明したいそうです。ウィルは、脚本家の自尊心をくすぐり脚本家に認めさせることを考えます。アリシアにロスコーの証言録取を送るように頼み、アリシアは無線LANを探しはじめます。

カリンダはFBIのラナのもとへ。元MS13のブレイク・カラマールに関する情報が欲しいと話します。ラナは、MS13は勢力を拡大中でシカゴを狙っており、ルモンド・ビショップとも手を組んでいると話します。金曜の夜にカリンダと食事をすることに。

 

ウィルは映画の脚本家に対し、彼の別れの場面を書いた根拠を尋ねると、彼は想像力を使って書いたといいます。作品にメッセージを託し、それをキャラクターに語らせただけだといいます。彼は、インターネットの弊害を伝えようとしたといいます。

脚本家は、自身がドラッグ常用者だと書き込まれていることから害意を見つけたなと話し、この映画はネットへの復讐だと話します。キャラクターにテーマを語らせただけだと表現の自由を主張します。ウィルは、狙いを間違えていたとし作戦変更をします。

ウィルは、映画会社がエデルスタインを使って金を稼いだことから、名誉毀損ではなくパブリシティー権の侵害を立証すればよいと考えます。ダイアンは、映画会社の商品の露出を暴き、会社側が芸術の派生商品だと主張するところを切り崩そうと考えます。

 

ケイリーはブレイクの家宅捜査に繰り出します。アンドリューが、ブレイクのパソコンからビショップにメールが送られているのを見つけると、ブレイクはハッキングだと主張します。そして、ブレイクは全て合法のビジネスをしていると主張します。

アリシアは、ウィルの残した留守電が消えてしまい聞けなかったことをオーウェンに話します。留守電の内容を本人に聞くべきかと迷いますが、ウィルとタミーの関係を気にしている様子です。葛藤するアリシアを見てオーウェンは、恋をしてるといいます。

映画会社はパトリックの話の著作権を買おうとしたが断られたと話します。 ウィルたちが彼の役の俳優のTシャツやメイキング本は映画会社が許諾したものかを尋ねると、映画芸術には派生品がでるためパブリシティ権は受け付けないと話します。

 

映画に使われていた製品は23社にも及び、ダイアンはプロダクトプレスメントを主張します。映画会社側は、財務状況を隠したい様子です。事務所にはバイオラが訪れ、今回の件を横取りする気なのだと激怒します。パトリックはバイオラをクビにします。

映画会社とPRに関する交渉を行った自動車メーカーのアベアーが証言にやってきました。彼の話によると、やはり交渉には、パトリックの名前が使われていだことがわかりました。映画会社は和解に応じ、3500万ドルと謝罪の要求に応えます。

カリンダはラナと食事に行きますが、ブレイクに関してはラナは初耳だと話します。ラナはカリンダに、FBIに来ないかと誘います。ラナはカリンダの事務所はビショップにも関わっており危ういと話しますが、カリンダは職場に不満はないと話します。

 

カリンダはブレイクに全てを話してといいます。ブレイクは、ボンドが何か仕掛ける時に裏で実行するフィクサーだと話します。ボンドが事務所のスタッフを調査させたのは、乗っ取る時に誰が邪魔かを見極めるためだといいます。

今回のケースは、ウィルたちの大勝利に終わりました。アリシアはウィルの元を訪れ、例の聞き逃した留守電の件に関して、ウィルに尋ねます。しかしウィルは、ピーターを選んだ決断は正しかったとします。ウィルはアリシアに本当のことを言えず。

『グッド・ワイフ』シーズン2・第14話『若き億万長者』の感想

アリシアのウィルへの想い

今回は、アリシアとオーウェンが2人で旅行へ行くシーンがあり、その旅先でアリシアはウィルへのさまざまな想いをオーウェンに語っていました。ちょっと小悪魔なタミーの登場もあり、ウィルとアリシアの2人の恋の行方が気になっていたところでした。

オーウェンは、さすが血の繋がった弟ということもあるのか、アリシアの気持ちを見抜いているようでした。あくまで上司と部下であることを主張するアリシアは、やっぱりどこか自分の気持ちをセーブしてルールを守ろうとするところがありますよね。

ウィルから仕事の電話がかかってくると、オーウェンはアリシアをさらってやってよ、と口を挟んだりと、ハラハラしながらも見ていてスカッとしましたね。やっぱり、アリシアとウィルの関係にはどこかじれったさを感じていたので。

 

留守電の内容に関して、やっぱりアリシアは気になって仕方がないようでした。オーウェンにアドバイスをもらいます。オーウェンとのシュミレーション通りにウィルに話しかけている様子がなんだかアリシアらしくてかわいらしいと思ってしまいました。

オーウェンの後押しにより、アリシアは抑えていたウィルへの気持ちを少しずつ解放しているように見えました。タミーとの関係も気になるところですが、今後、アリシアとウィルの関係に進展はあるのでしょうか?今後の展開に注目です。

カリンダはバイセクシャル?

今回もう一つ気になったのが、カリンダの恋愛事情です。ケイリーといい感じなのかと思いきや、アリシアに対して好意的に接していたり。はたまたラナと親密そうだったり、ドナの登場もありました。ブレイクとのキスシーンもあり、目が離せません。

あの色気はどこから来るの?というようなカリンダの持つ独特な雰囲気は、男女問わず多くの人を惹きつけるようです。簡単になびかない感じもたまらないんでしょうか。ラナはなんとかカリンダの気を引こうとしますが、カリンダは興味なさげです。

男が好きなの?というラナの質問に対し、私は区別しないと答えていたカリンダ。イタリアン、メキシカン、いろんな料理を食べるのと一緒よ、という名言も飛び出します。 ミステリアスな部分だらけのカリンダの今後の恋愛事情にも注目したいです。

『グッド・ワイフ(Good Wife)』というタイトルについて

『グッド・ワイフ(Good Wife)』は直訳すると「良妻賢母」という意味があります。このドラマの原題は「The Good Wife」ですが、このタイトルの意味を「(一般的な)良妻賢母」と解釈するのは正しくはないという意見があります。このタイトルには冠詞の “The” がついています。

したがって、 “A Good Wife” であれば一般的な意味での良妻賢母という意味合いが強くなりますが、 “The Good Wife” は主人公アリシア・フロリック固有の “Good Wife” 、「良き妻」であるとする意見があるのです。

ストーリーが展開されていくにつれ、一般的な良妻賢母という呼び方がされることに疑問符がついてくるのに従い、アリシアが “A Good Wife” ではなく “The Good Wife” であるということを表しているのではないかという解釈があります。

『グッド・ワイフ』の作品情報

上映日2009年9月22日
上映時間約43分
製作国アメリカ合衆国
ジャンル海外ドラマ
監督チャールズ・マクドゥガル
脚本ミッチェル・キング、ロバート・キングなど
キャストジュリアナ・マルグリーズ、クリス・ノースなど
映画賞ゴールデン・グローブ賞、エミー賞

登場人物紹介

アリシア・フロリック(ジュリアナ・マルグリーズ)

ロックハート・ガードナー事務所の弁護士で、母として家庭を支えています。夫ピーターを信じると決めたものの、ウィルへの想いを抑えられずにいます。

アリシア役を演じたのは、アメリカのニューヨーク州出身の女優、ジュリアナ・マルグリーズです。サラ・ローレンス大学で美術史を学び、在学中に演技を始めました。1994年から2000年の間、テレビシリーズ『ER緊急救命室』に看護婦長役で出演していました。

本作『グッド・ワイフ』ではゴールデングローブ賞のテレビ主演女優賞(ドラマ部門)を受賞しました。本作のプロデューサーとしても名を連ねています。2007年に弁護士の男性と結婚しました。

ピーター・フロリック(クリス・ノース)

アリシアの夫。スキャンダル事件や逮捕など、アリシアに迷惑をかけていたことを反省しています。仕事に対しても前向きな姿勢を見せています。

ピーター役を演じたのは、大人気のテレビドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』のミスター・ビッグ役でもおなじみのクリス・ノースです。アメリカのウィスコンシン州出身の俳優で、1986年の『オフ・ビート』で映画デビューを果たし、その後も数々の作品に出演しています。

人気テレビシリーズ『ロー・アンド・オーダー』で刑事マイク・ローガン役を務めたことでも知られおり、『セックス・アンド・ザ・シティ』ではゴールデングローブ賞にノミネートされました。

ウィル・ガードナー(ジョシュ・チャールズ)

アリシアの学生時代からの友人で、ロックハート・ガードナー事務所の優秀な弁護士です。アリシアの苦労を気にかけつつ、想いを抱いています。

ウィル役を演じたのは、アメリカのメリーランド州ボルチモア出身の俳優、ジョシュ・チャールズです。同じくボルチモア出身の監督・ジョン・ウォーターズが手掛けた1988年の映画『ヘアスプレー』にて映画デビューを果たしました。

1989年の映画『いまを生きる』ではロビン・ウィリアムズ、イーサン・ホークと共演し、2009年の映画『アフターライフ』ではクリスティーナ・リッチ、リアム・ニーソンと共演しました。フェデリコ・フェリーニ監督作品の大ファンとしても知られています。

ダイアン・ロックハート(クリスティーン・バランスキー)

ロックハート・ガードナー事務所の女性弁護士。同じ事務所のウィルとはビジネスパートナーですが、経営方針をめぐって意見が対立することも。

ダイアン役を演じたクリスティーン・バランスキーは、アメリカのニューヨーク州バッファロー出身の女優です。父親はポーランド語新聞の編集者であり、祖父母はポーランドで俳優として活躍していました。

ジュリアード音楽院で学び、ブロードウェイで活躍し、1984年と1989年にはトニー賞を受賞しています。映画『シカゴ』『マンマ・ミーア!』などにも出演しています。エミー賞やゴールデン・グローブ賞など、数々の賞にノミネート経験された経験を持ちます。

ケイリー・アゴス(マット・ズークリー)

ロックハート・ガードナー事務所ではアリシアとポジションを争っていましたが、弁護士を退職することに。その優秀さを買われて検事局に転職することになりました。

ケイリーを演じるマット・ズークリーは、アメリカ合衆国のニューハンプシャー州出身の俳優です。チャールストン大学にて歴史学と政治学の学士号を所得しました。テニスの奨学金で大学の行くほどテニスが得意です。ロースクールの試験を受けた過去も。

カリンダ・シャルマ(アーチー・パンジャビ)

ロックハート・ガードナー事務所の優秀な調査スタッフ。アリシアとは良き仕事仲間で、夫ピーターのスキャンダルに苦労するアリシアを陰ながら支えます。

カリンダ役を演じたのは、イギリスのロンドンのエッジウェア出身の女優、アーチー・パンジャビです。彼女の両親はインド出身で、教師をしています。子供の頃から女優を目指しており、イギリスのブルネル大学では経営学を学んでいました。

第62回プライムタイム・エミー賞では助演女優賞を受賞し、第70回ゴールデングローブ賞のテレビシリーズドラマ部門では助演女優賞にノミネートされました。なお、2005年のベルリン国際映画祭においてはシューティング・スター賞も受賞しています。

『グッド・ワイフ』の視聴方法

『グッド・ワイフ』を視聴できる動画配信サービスは以下の通り。

グッド・ワイフ無料期間月額料金(税込)
U-NEXT×
視聴不可
31日間2,189円
Hulu
オススメ!

配信中
2週間1,026円
Amazon
プライム
×
視聴不可
30日間500円
Netflix×
視聴不可
31日間990円~
dTV×
視聴不可
31日間550円

2021年10月1日現在『グッドワイフ』はHuluで視聴可能です。

 

『hulu』でグッドワイフを視聴する

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『グッドワイフ』シーズン2のエピソード一覧

『グッドワイフ』シーズン2のエピソード一覧は以下のとおりです。「あらすじ記事はコチラ」を押すとそのエピソードのあらすじ・ネタバレ記事が読めます。

エピソード記事リンク
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