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海外ドラマ『グッドワイフ』シーズン2・第21話のあらすじと感想|ネタバレあり

海外ドラマ好きの友人たちの間でもとにかく面白いと話題の『グッド・ワイフ』。

『グッド・ワイフ』を見た感想やあらすじ、作品情報などを紹介していきます。

『グッド・ワイフ』シーズン2・第21話『肝臓移植』のあらすじ

海外ドラマ『グッド・ワイフ』のあらすじを結末まで解説しています。
この先、ネタバレを含んでいるため、ご注意ください
(※ネタバレの箇所は赤文字で表記しています。)

ピーターは選挙に勝利し、周囲は歓喜に満ち溢れますが、アリシアはアンドリューにピーターとカリンダの浮気のことを聞き、怒りと悲しみに呆然とします。ピーターの荷物をまとめ、新居として下見していたアパートを契約すると、別居を宣言します。

今回の依頼人は、ドナーが見つかったのにも関わらず、肝臓移植リストのトップから名前を外されてしまった女性マージョリー・ガーネットです。彼女は病院を訴えていますが、ドナーが肝臓を提供するまでにはあと3日しかありません。

マージョリーの余命は3週間です。アリシアは、肝臓の緊急差し止め命令を出すよう裁判所に要請します。が必要だったと話します。今回は病院での出張法廷で、パークス判事が担当します。相手側の弁護士は、子どもを武器にするくせ者のパティ・ナイホルムです。

 

アリシアは、マージョリーが肝臓移植リストから外された理由を探ります。病院側の主張によると、リストから外された理由はマージョリーの健康状態が肝臓の提供を受けるのに適していないと臓器ネットワークが判断したためだとのことです。

しかし、実際には主治医ロートンの偏見が大きく関わっていたことがわかります。法廷にはハーバー病院の責任者ケヴィン・ヘインズが証人として呼ばれますが、ナイホルムはケヴィンが緊急事態で出席できなくなったと、休廷を申し入れます。

これに対しアリシアは、弁護側の偽装工作だと訴えます。裁判長が設けた2時間の休憩時間中、パティはアリシアに近寄り、ウィルに会いたいと話します。なんと彼女は、事務所をクビになったと言うのです。

 

ナイホルムは妊娠を理由に解雇されたとして、ロックハート・ガードナー事務所に860万ドルの訴訟を起こしたいと依頼します。さらに、ドナー訴訟に関する有益な情報を対しウィルたちに漏らし、ウィルは訴訟を引き受けることにしました。

彼女の後任は、新人弁護士のローダとなりました。ローダは、ナイホルムが事務所に対して訴訟を起こしたと非難しますが、ナイホルムは2つの訴訟には線を引くと誓います。しかしウィルは、ナイホルムが今回の訴訟に役立つと喜びます。

ジャッキーはピーターとアリシアが別居したことを知り、アリシアを訪ねてきます。別居の理由を聞かれ、アリシアは夫婦の問題だと理由は答えませんでした。さらに、ジャッキーの手助けはいらないと話し、ジャッキーは怒ってしまいます。

 

ナイホルムの訴訟を控え、ロックハート・ガードナー事務所とナイホルムがいた事務所との仲裁が行われます。カリンダが看護師から聞き出し、主治医ロートンにはマージョリーの他にも肝臓移植を待つ患者を持っていたことがわかりました。

さらにその患者は、病院に多額の寄付をした人物であったことがわかります。しかし、マージョリーが肝臓移植リストから名前が外されたのには、マージョリーの外見に対してロートンが偏見を持っていたためであったことがわかります。

マージョリーはタトゥーとボディピアスをしており、マージョリーにはアルコール摂取量に関する質問がされていたこともわかりました。主治医のロートンは、肝臓が病気になったのはそれのりの生活を送っていたためだと判断したのです。

 

このことを受け、マージョリーは、他の医師に再検査を受け、再び肝臓移植ネットワークの評価を受けることになりました。こうしてアリシアたちは、裁判の勝利を掴み取ります。マージョリーは、子どものために生き直したいと話します。

ナイホルムの事務所では、ローダが解雇され、ナイホルムが再び雇用されることになりました。待遇も以前よりも良くなったと、ナイホルムはウィルに感謝します。ナイホルムには、顧客を引きつれ独立しようとしていたという話もあったようです。

ケイリーはカリンダに、事務所に戻れるようウィルに口添えをしてほしいと頼みます。ケイリーに秘密を知られているカリンダは、すぐにウィルにその旨を伝えます。通りかかったアリシアに、カリンダは「その後問題ないですか?」と尋ねます。

『グッド・ワイフ』シーズン2・第21話『肝臓移植』の感想

ピーターとアリシアの別居

ピーターは選挙に勝利し浮かれているところ、カリンダとの浮気がアリシアにバレてアリシアに別居を宣言されてしまいます。ようやく州検事に復帰できるというときに、家から追い出されてしまうことに。アリシアの気持ちを考えるといたたまれませんね。

仕事をしながらピーターの選挙もサポートし、ようやく落ち着いてきたと思ったら、また女性関係の問題が出てきたのですから。ピーターはどれだけ浮気するんだという感じですね。今回に関しては、アリシアも許すのに時間がかるのではないでしょうか。

 

アリシアがピーターの浮気のことをジャッキーに話していたら、ジャッキーはどちらの味方をしたのでしょう。少しずつ信頼関係を深めていたアリシアとジャッキーの関係にも、ここで一度ヒビが入ってしまいました。

ピーターはアリシアに謝罪しますが、ピーターはウィルとのことを話題に出し、険悪なムードに。さらに、ケイリーの話まで持ち出します。アリシアを取り巻く人びととの関係性に、変化が訪れています。カリンダに笑顔を繕うアリシアは見ていられませんでした。

カリンダは今後、今までのように事務所で仕事を続けることは難しくなってしまうのでしょうか。ピーターとの出来事はアリシアと関係性が作られる前の話ですが、築き上げてきた信頼関係がここにきて崩れてしまうのは、見ていて辛いものがあります。

ケイリーがピーターの元へ

今回、ケイリーはカリンダに事務所に戻りたい旨をウィルに伝えるように頼みますが、ケイリーはピーターの元にも面談に行っていました。人事権はないと追い返そうとするピーターに、偏見を持ってほしくはない、アリシアとはライバルだったと話します。

事務所の待遇に納得がいかなかったケイリーですが、ピーターの元へ話をしに行くとは驚きでした。ケイリーのアリシアに対するライバル心と、ピーターとアリシアの別居が重なり、今後アリシアを取り巻く環境がどのように変化して行くのか気になります。

『グッド・ワイフ(Good Wife)』というタイトルについて

『グッド・ワイフ(Good Wife)』は直訳すると「良妻賢母」という意味があります。このドラマの原題は「The Good Wife」ですが、このタイトルの意味を「(一般的な)良妻賢母」と解釈するのは正しくはないという意見があります。このタイトルには冠詞の “The” がついています。

したがって、 “A Good Wife” であれば一般的な意味での良妻賢母という意味合いが強くなりますが、 “The Good Wife” は主人公アリシア・フロリック固有の “Good Wife” 、「良き妻」であるとする意見があるのです。

ストーリーが展開されていくにつれ、一般的な良妻賢母という呼び方がされることに疑問符がついてくるのに従い、アリシアが “A Good Wife” ではなく “The Good Wife” であるということを表しているのではないかという解釈があります。

『グッド・ワイフ』の作品情報

上映日2009年9月22日
上映時間約43分
製作国アメリカ合衆国
ジャンル海外ドラマ
監督チャールズ・マクドゥガル
脚本ミッチェル・キング、ロバート・キングなど
キャストジュリアナ・マルグリーズ、クリス・ノースなど
映画賞ゴールデン・グローブ賞、エミー賞

登場人物紹介

アリシア・フロリック(ジュリアナ・マルグリーズ)

ロックハート・ガードナー事務所の弁護士で、母として家庭を支えています。夫ピーターを信じると決めたものの、ウィルへの想いを抑えられずにいます。

アリシア役を演じたのは、アメリカのニューヨーク州出身の女優、ジュリアナ・マルグリーズです。サラ・ローレンス大学で美術史を学び、在学中に演技を始めました。1994年から2000年の間、テレビシリーズ『ER緊急救命室』に看護婦長役で出演していました。

本作『グッド・ワイフ』ではゴールデングローブ賞のテレビ主演女優賞(ドラマ部門)を受賞しました。本作のプロデューサーとしても名を連ねています。2007年に弁護士の男性と結婚しました。

ピーター・フロリック(クリス・ノース)

アリシアの夫。スキャンダル事件や逮捕など、アリシアに迷惑をかけていたことを反省しています。仕事に対しても前向きな姿勢を見せています。

ピーター役を演じたのは、大人気のテレビドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』のミスター・ビッグ役でもおなじみのクリス・ノースです。アメリカのウィスコンシン州出身の俳優で、1986年の『オフ・ビート』で映画デビューを果たし、その後も数々の作品に出演しています。

人気テレビシリーズ『ロー・アンド・オーダー』で刑事マイク・ローガン役を務めたことでも知られおり、『セックス・アンド・ザ・シティ』ではゴールデングローブ賞にノミネートされました。

ウィル・ガードナー(ジョシュ・チャールズ)

アリシアの学生時代からの友人で、ロックハート・ガードナー事務所の優秀な弁護士です。アリシアの苦労を気にかけつつ、想いを抱いています。

ウィル役を演じたのは、アメリカのメリーランド州ボルチモア出身の俳優、ジョシュ・チャールズです。同じくボルチモア出身の監督・ジョン・ウォーターズが手掛けた1988年の映画『ヘアスプレー』にて映画デビューを果たしました。

1989年の映画『いまを生きる』ではロビン・ウィリアムズ、イーサン・ホークと共演し、2009年の映画『アフターライフ』ではクリスティーナ・リッチ、リアム・ニーソンと共演しました。フェデリコ・フェリーニ監督作品の大ファンとしても知られています。

ダイアン・ロックハート(クリスティーン・バランスキー)

ロックハート・ガードナー事務所の女性弁護士。同じ事務所のウィルとはビジネスパートナーですが、経営方針をめぐって意見が対立することも。

ダイアン役を演じたクリスティーン・バランスキーは、アメリカのニューヨーク州バッファロー出身の女優です。父親はポーランド語新聞の編集者であり、祖父母はポーランドで俳優として活躍していました。

ジュリアード音楽院で学び、ブロードウェイで活躍し、1984年と1989年にはトニー賞を受賞しています。映画『シカゴ』『マンマ・ミーア!』などにも出演しています。エミー賞やゴールデン・グローブ賞など、数々の賞にノミネート経験された経験を持ちます。

ケイリー・アゴス(マット・ズークリー)

ロックハート・ガードナー事務所ではアリシアとポジションを争っていましたが、弁護士を退職することに。その優秀さを買われて検事局に転職することになりました。

ケイリーを演じるマット・ズークリーは、アメリカ合衆国のニューハンプシャー州出身の俳優です。チャールストン大学にて歴史学と政治学の学士号を所得しました。テニスの奨学金で大学の行くほどテニスが得意です。ロースクールの試験を受けた過去も。

カリンダ・シャルマ(アーチー・パンジャビ)

ロックハート・ガードナー事務所の優秀な調査スタッフ。アリシアとは良き仕事仲間で、夫ピーターのスキャンダルに苦労するアリシアを陰ながら支えます。

カリンダ役を演じたのは、イギリスのロンドンのエッジウェア出身の女優、アーチー・パンジャビです。彼女の両親はインド出身で、教師をしています。子供の頃から女優を目指しており、イギリスのブルネル大学では経営学を学んでいました。

第62回プライムタイム・エミー賞では助演女優賞を受賞し、第70回ゴールデングローブ賞のテレビシリーズドラマ部門では助演女優賞にノミネートされました。なお、2005年のベルリン国際映画祭においてはシューティング・スター賞も受賞しています。

『グッド・ワイフ』の視聴方法

『グッド・ワイフ』を視聴できる動画配信サービスは以下の通り。

グッド・ワイフ無料期間月額料金(税込)
U-NEXT×
視聴不可
31日間2,189円
Hulu
オススメ!

配信中
2週間1,026円
Amazon
プライム
×
視聴不可
30日間500円
Netflix×
視聴不可
31日間990円~
dTV×
視聴不可
31日間550円

2021年10月1日現在『グッドワイフ』はHuluで視聴可能です。

 

『hulu』でグッドワイフを視聴する

huluでは『グッドワイフ』をシーズン1~7まで見放題で配信中。日本語吹き替え・字幕どちらも対応しています。

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『グッドワイフ』シーズン2のエピソード一覧

『グッドワイフ』シーズン2のエピソード一覧は以下のとおりです。「あらすじ記事はコチラ」を押すとそのエピソードのあらすじ・ネタバレ記事が読めます。

エピソード記事リンク
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