海外ドラマ好きの友人たちの間でもとにかく面白いと話題の『グッド・ワイフ』。
『グッド・ワイフ』を見た感想やあらすじ、作品情報などを紹介していきます。
目次
『グッド・ワイフ』シーズン2・第2話あらすじ
この先、ネタバレを含んでいるため、ご注意ください。
(※ネタバレの箇所は赤文字で表記しています。)
ノースブルック事件に関して責任を果たすと言ったチャイルズは、スティーブンズの逮捕の起訴を支持していました。ピーターは今回担当するヘイル判事は力業を嫌うとアリシアに言います。アリシアはチャイルズの件に関してピーターに聞かれ、秘匿事項だから言えないと話します。
ヘイル判事は欠席で、クイン判事に変更されることに。ハビエルは不安を隠せない様子です。今回の事件は、クラブ会場で若者5人が死亡したというもの。被告は過剰な集客をしたとされているDJのハビエル・ベルリンと、定員超過の黙認をした警備会社です。
判事はチャイルズの証言に関してアリシアとピーターが関わっているとして、アリシアに対して好意的ではありません。そして、事前尋問は惨敗でした。共同弁護をするはずだったベイロンは逃げ出し、以前アリシアと闘ったナンシー・クロージャーが共同弁護をすることになりました。
ケイリーはチャイルズの証言のリークに関する調査のためアリシアを呼び出します。ケイリーはアリシアが違法行為をするとは思えないと話しますが、場合によっては資格剥奪だといいます。イーライは、今回のリークはピーターとチャイルズの2人を狙った第3の候補によるものだと睨みます。
もともと訴えられていた店が倒産したため、矛先が変わったと話すアリシア。アリシアは判事と相性が悪いため、ナンシーが代わりに弁護を務めることになりました。ナンシーが裁判長に気に入られ、カリンダが入手した携帯の映像が同一人物のものとして認められることになりました。
4年にわたり救命士をしていた女性が証言にやってきました。観客が身につけていたおしゃぶりはエクスタシーの歯ぎしりを止めるためのもので、会社がベンゾジアゼピンを常備していたのはPCPに対応するためだと話しました。そして、PCPには暴走効果があることがわかりました。
ケイリーはリークの件でアリシアとウィルの3人で話し合いをします。アリシアはリークをしていないと話しますが、ケイリーはアリシアの過去の案件で警察が伏せた証拠を掲示したことに触れます。ウィルは守秘義務違反をしたのはピーターだと話し、アリシアを守ろうとします。
カリンダが会場を調査すると、本来カバーをつけるはずだったステージ移動用の床が、事件の夜にはむき出しになっていたことがわかりました。それが転倒の原因となった可能性があるとして、カリンダはスタッフの電話番号を聞き出しました。
アリシアは伏せた証拠に関しては自分で気づいたと話します。ケイリーがそれ以前にその証拠について誰かに聞いたか尋ねると、ウィルは質問の流れに異議を申し立てます。そして、ケイリーのボスであるチャイルズの重大な情報を握っていると話し、ケイリーは追求をやめました。
ピーターとチャイルズは例の第3の候補者について話しています。ピーターは、第3の候補者はアドラー判事だと言いました。イーライはダイアンにアドラーの出馬を止めるよう依頼します。ダイアンは汚職問題に触れ、アドラーの出馬を4年後にするよう提案し、アドラーは了承しました。
アリシアは、カリンダが突き止めた情報に関し、店のスタッフであるリッチ・サラザーに証言させることを提案します。ナンシーではなくベイロンに許可をもらい、無事、警備会社の不正の件でスタッフが証言を行いました。
資金集めパーティーには遅れてアリシアたちが登場。ウィルはアリシアのドレス姿を、ステキだといいます。評決の結果は、300万ドルのうちこちら側は2ドルで済み、残りは共同被告が支払うと話すと、ウィルとアリシアはハイタッチをします。
ピーターは第3の候補を追い払ったと喜んでいましたが、アドラーはなんと、州検事の新候補としてウェンディ・スコット・カーという女性を紹介します。何者だ?とイーライは誰かに電話をかけます。
『グッド・ワイフ』シーズン2・第2話の感想
ウィルとアリシアの関係性は?
今回のリークの調査の件は、ケイリーが担当していました。事務所でアリシアとウィルと3人で話し合いをすることに関して、ケイリー自身も不思議な感覚を覚えていたようですね。元職場で元上司と元同僚と再会を果たすことになったのですから。
ウィルは相変わらずアリシアを守る姿勢は崩しません。アリシアに感謝されると、ケイリーのやり方が気に入らなかっただけだと話しますが、アリシアはピーターとパーティーに出席することに後ろめたさを感じているような素振りも見せていました。
平行線に見えるウィルとアリシアの関係性ですが、パーティー会場でウィルがアリシアのドレス姿を「ステキだね」と話し、アリシアもウィルを褒め返していた様子から、お互いに好意はまだあるように感じます。アリシアとピーターが楽しそうに話しているのを見るウィルが切なかったです。
生意気弁護士、ナンシーが再び登場
今回は、本来共同弁護を行う予定だったベイロンが逃げ出したため、その代わりに以前アリシアと弁護を闘ったナンシーが登場しました。ナンシーが演劇を披露したことで裁判長に気に入られる場面も。そのおかげで裁判が有利になり、アリシアもご満悦でした。
しかし、アリシアの質問に対しポールが取り乱すと、ナンシーはポールに対してこれ見よがしに謝ります。アリシアが「ケンカを売ると後悔するわよ」と言うと、「試してみます?」と強気な様子。しかし、最終的にはカリンダの証拠もあり、アリシアたちに有利な結果となりました。
若くて勢いのある雰囲気は感じますが、少しあざとさも見え隠れするナンシー。今回の件に関しても、やはりアリシアの方が上手でしたね。今後、ナンシーと再び弁護を闘わせることはあるのでしょうか?
カリンダの過去とブレイク
カリンダとブレイクの関係について疑問に思っているアリシア。リーラと呼ばれていた件についてアリシアがたずねると、カリンダは軽くあしらって去りました。アリシアのことはなんでも知ろうとするカリンダですが、アリシアにはまだ秘密にしていることが多いようです。
ブレイクはカリンダに会うと、カリフォルニア郊外の家も移民の両親もウソだと指摘します。するとカリンダは、ブレイクがウィルと関係していることを指摘します。ますます2人の関係性が気になりますが、ブレイクとウィルにどのような繋がりがあるのか、も興味深いです。
それにしても、カリンダがバッドで車を襲撃するシーンは痛快でした。バックミラーにキスマークを残して去るのがカッコ良かったですね。カリンダのああいうシーンをもっと見たいなと思いました。ミステリアスなカリンダの謎は、ますます興味深いです。
『グッド・ワイフ(Good Wife)』というタイトルについて
『グッド・ワイフ(Good Wife)』は直訳すると「良妻賢母」という意味があります。このドラマの原題は「The Good Wife」ですが、このタイトルの意味を「(一般的な)良妻賢母」と解釈するのは正しくはないという意見があります。このタイトルには冠詞の “The” がついています。
したがって、 “A Good Wife” であれば一般的な意味での良妻賢母という意味合いが強くなりますが、 “The Good Wife” は主人公アリシア・フロリック固有の “Good Wife” 、「良き妻」であるとする意見があるのです。
ストーリーが展開されていくにつれ、一般的な良妻賢母という呼び方がされることに疑問符がついてくるのに従い、アリシアが “A Good Wife” ではなく “The Good Wife” であるということを表しているのではないかという解釈があります。
『グッド・ワイフ』の作品情報
上映日 | 2009年9月22日 |
上映時間 | 約43分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
ジャンル | 海外ドラマ |
監督 | チャールズ・マクドゥガル |
脚本 | ミッチェル・キング、ロバート・キングなど |
キャスト | ジュリアナ・マルグリーズ、クリス・ノースなど |
映画賞 | ゴールデン・グローブ賞、エミー賞 |
登場人物紹介
アリシア・フロリック(ジュリアナ・マルグリーズ)
ロックハート・ガードナー事務所の弁護士で、母として家庭を支えています。夫ピーターを信じると決めたものの、ウィルへの想いを抑えられずにいます。
アリシア役を演じたのは、アメリカのニューヨーク州出身の女優、ジュリアナ・マルグリーズです。サラ・ローレンス大学で美術史を学び、在学中に演技を始めました。1994年から2000年の間、テレビシリーズ『ER緊急救命室』に看護婦長役で出演していました。
本作『グッド・ワイフ』ではゴールデングローブ賞のテレビ主演女優賞(ドラマ部門)を受賞しました。本作のプロデューサーとしても名を連ねています。2007年に弁護士の男性と結婚しました。
ピーター・フロリック(クリス・ノース)
アリシアの夫。スキャンダル事件や逮捕など、アリシアに迷惑をかけていたことを反省しています。仕事に対しても前向きな姿勢を見せています。
ピーター役を演じたのは、大人気のテレビドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』のミスター・ビッグ役でもおなじみのクリス・ノースです。アメリカのウィスコンシン州出身の俳優で、1986年の『オフ・ビート』で映画デビューを果たし、その後も数々の作品に出演しています。
人気テレビシリーズ『ロー・アンド・オーダー』で刑事マイク・ローガン役を務めたことでも知られおり、『セックス・アンド・ザ・シティ』ではゴールデングローブ賞にノミネートされました。
ウィル・ガードナー(ジョシュ・チャールズ)
アリシアの学生時代からの友人で、ロックハート・ガードナー事務所の優秀な弁護士です。アリシアの苦労を気にかけつつ、想いを抱いています。
ウィル役を演じたのは、アメリカのメリーランド州ボルチモア出身の俳優、ジョシュ・チャールズです。同じくボルチモア出身の監督・ジョン・ウォーターズが手掛けた1988年の映画『ヘアスプレー』にて映画デビューを果たしました。
1989年の映画『いまを生きる』ではロビン・ウィリアムズ、イーサン・ホークと共演し、2009年の映画『アフターライフ』ではクリスティーナ・リッチ、リアム・ニーソンと共演しました。フェデリコ・フェリーニ監督作品の大ファンとしても知られています。
ダイアン・ロックハート(クリスティーン・バランスキー)
ロックハート・ガードナー事務所の女性弁護士。同じ事務所のウィルとはビジネスパートナーですが、経営方針をめぐって意見が対立することも。
ダイアン役を演じたクリスティーン・バランスキーは、アメリカのニューヨーク州バッファロー出身の女優です。父親はポーランド語新聞の編集者であり、祖父母はポーランドで俳優として活躍していました。
ジュリアード音楽院で学び、ブロードウェイで活躍し、1984年と1989年にはトニー賞を受賞しています。映画『シカゴ』『マンマ・ミーア!』などにも出演しています。エミー賞やゴールデン・グローブ賞など、数々の賞にノミネート経験された経験を持ちます。
ケイリー・アゴス(マット・ズークリー)
ロックハート・ガードナー事務所ではアリシアとポジションを争っていましたが、弁護士を退職することに。その優秀さを買われて検事局に転職することになりました。
ケイリーを演じるマット・ズークリーは、アメリカ合衆国のニューハンプシャー州出身の俳優です。チャールストン大学にて歴史学と政治学の学士号を所得しました。テニスの奨学金で大学の行くほどテニスが得意です。ロースクールの試験を受けた過去も。
カリンダ・シャルマ(アーチー・パンジャビ)
ロックハート・ガードナー事務所の優秀な調査スタッフ。アリシアとは良き仕事仲間で、夫ピーターのスキャンダルに苦労するアリシアを陰ながら支えます。
カリンダ役を演じたのは、イギリスのロンドンのエッジウェア出身の女優、アーチー・パンジャビです。彼女の両親はインド出身で、教師をしています。子供の頃から女優を目指しており、イギリスのブルネル大学では経営学を学んでいました。
第62回プライムタイム・エミー賞では助演女優賞を受賞し、第70回ゴールデングローブ賞のテレビシリーズドラマ部門では助演女優賞にノミネートされました。なお、2005年のベルリン国際映画祭においてはシューティング・スター賞も受賞しています。
『グッド・ワイフ』の視聴方法
『グッド・ワイフ』を視聴できる動画配信サービスは以下の通り。
グッド・ワイフ | 無料期間 | 月額料金(税込) | |
---|---|---|---|
U-NEXT | × 視聴不可 | 31日間 | 2,189円 |
Hulu オススメ! | ◎ 配信中 | 2週間 | 1,026円 |
Amazon プライム | × 視聴不可 | 30日間 | 500円 |
Netflix | × 視聴不可 | 31日間 | 990円~ |
dTV | × 視聴不可 | 31日間 | 550円 |
2021年10月1日現在『グッドワイフ』はHuluで視聴可能です。
『hulu』でグッドワイフを視聴する
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『グッドワイフ』シーズン2のエピソード一覧
『グッドワイフ』シーズン2のエピソード一覧は以下のとおりです。「あらすじ記事はコチラ」を押すとそのエピソードのあらすじ・ネタバレ記事が読めます。
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