海外ドラマ好きの友人たちの間でもとにかく面白いと話題の『グッド・ワイフ』。
『グッド・ワイフ』を見た感想やあらすじ、作品情報などを紹介していきます。
目次
『グッド・ワイフ』シーズン3・第7話『大統領命令13224』のあらすじ
この先、ネタバレを含んでいるため、ご注意ください。
(※ネタバレの箇所は赤文字で表記しています。)
今回の依頼人は、アラブ系アメリカ人のダニー・マルワットです。彼は政府に無実の罪で逮捕され、拷問を受けていました。政府に600万ドルを求める民事訴訟を起こします。アフガニスタンで通訳として従軍していたところ、4人の男に連れ去られました。
マルワットはキャンプ・ウィットコムに連れて行かれ、クエルというアルカイダにつながる部族長サターに会ったと告白させるため、半年もの間拷問され続けました。マルワットは、部族長に会ったことはないと否定し続けました。
政府の代理人は、連邦検事補となったチャイルズが務めます。チャイルズは、マルワットがキャンプ・ウィットコムにいた証拠がないとして棄却を求めます。マルワットの代理人ダイアンは、軍が逮捕を決めた秘密裁判の記録を開示するよう政府に要請します。
ダイアンはカリンダとともに調査を行なっており、マルワットがキャンプにいたという情報に関する糸口を見つけられそうだとウィルに連絡します。しかし、ウィルは政府との対立関係が深まりこちらの立場が危うくなることを懸念します。
アリシアは、アレルギーのあるマルワットのためにキャンプで特別食が用意されていたという証拠から、マルワットがキャンプにいたと主張します。訴訟は続行されることとなり、判事はチャイルズに国防総省に秘密裁判の記録を提出させるよう命じます。
するとチャイルズは"大統領命令13224"を持ち出します。テロ組織に資金を提供している団体を探り出すためです。ダイアンはその命令は弁護士の秘匿特権を侵すものと主張しますが、事務所側は財務省に求められた情報を提供しなければならなくなりました。
テロリストに関わった者の弁護士は全ての情報を開示する義務があるとのことです。事務所には国防総省から膨大な量の文書が送られてきました。ケイトリンたちは黒く塗りつぶされた文書から情報を探ります。アリシアは財務省官僚のゴードンと面談です。
アリシアはゴードンに質問に核心をついた答えを出すことができず、政府から訴えられる危険にさらされ、急遽弁護士を雇うことに。かつてゴールデンの事務所にいたやり手のエリズベス・タシオニです。タシオニは、訴訟を先延ばしする作戦に出ます。
ピーターは、麻薬と安全保障以外の案件からは手を引くとのこと。検事局を辞めるデイナは、ロックハート・ガードナー事務所の腐敗を追求し、私立探偵のブレイク・カラマールから、ウィルにギャンブル癖があるという情報を仕入れます。
ウィルは15年前にボルチモアの事務所にいた頃、借金返済のために顧客から45000ドルを騙し取っていました。ブレイクはその隠蔽工作を依頼されていたのです。デイナは今もウィルのギャンブル癖はなくなっていないと考え、ピーターも食いつきます。
ケイリーとデイナはロックハート・ガードナー事務所へと出向き、ウィルの過去をチラつかせて脅します。弁護士資格剥奪を訴え顧客のビショップの情報を売らせようとしていたのです。ウィルは顧客の秘匿特権を破らせようとしているとして追い返します。
ウィルはピーターを待ち伏せし、アリシアが原因だったのか、男なら殴ればいいだろうと挑発します。ピーターは挑発には乗らず、事務所の件は特別検察官に任せることにしました。デイナはケイリーとともに検事局に残ることになりました。
ウィルとアリシアが事務所で会っていると、ウィルのもとにダイアンから電話がかかってきました。ウィルが電話に出ている間、アリシアの電話にはグレースからの「ママ、電話出て!」という着信ボイスが。ダイアンとカリンダに電話越しに聞かれてしまいます。
グレースはネットの動画のに影響され、聖書の研究会に行きたいとアリシアにお願いをしようとしていたのです。ダイアンはこのことをきっかけにウィルとアリシアの仲を疑いはじめます。セクハラに関する講習会を開き、ウィルに釘を刺そうとします。
タシオニは軍関係の保険会社を持ち出し、アリシアを守るべく時間稼ぎをしようとします。一方、ケイトリンの調査により、マルワット逮捕に関わっていたのはカート陸軍中尉だとわかりました。カートは機密情報手続法により答えることはできませんと繰り返します。
ダイアンは尋問で得られた供述は証拠として認められるべきではないと主張します。結果、起訴は取り下げられました。
『グッド・ワイフ』シーズン3・第7話『大統領命令13224』の感想
ケイトリンの活躍
事務所の新人ケイトリンは、今回も大活躍でした。アリシアたちが訴訟の時間稼ぎをしている間、見事手がかりとなる証拠を見つけました。検閲済みの大量の文書の中から消された形容詞を見つけ出したのはさすがとしか言いようがありません。
ウィルとアリシアの関係がバレる
ウィルとアリシアがいい感じになっていることは、ついにダイアンにもバレてしまいました。2人の仲を知った上でセクハラ講習会に参加させるあたり、ダイアンもなかなかです。アリシアとウィルが並んで講習を受けている様子はなんとも言えませんでした。
タシオニの活躍、再び
ピーターの件でも強力なサポーターとして活躍したタシオニですが、今回はアリシアのサポートを果たしました。パソコンに疎く、突然何かをひらめく不思議なキャラクターですが、アリシアにも「あなたから学びたい」と言わしめるほどでした。
ウィルの知られざる過去が判明
ここに来てウィルの過去が明らかになりました。ギャンブル好きなだけならまだしも、顧客のお金に手を出して、返済もしないままというのは驚きましたね。以前ウィルがブレイクとコソコソ話をしていたのはこの件だったのでしょうか。
ウィルには裏がある、とピーターにも元恋人の女性にも聞かされたことのあるアリシア。正直すぎるくらい正直なアリシアは、ウィルの裏の顔にはまだ気づいていないのかもしれません。まだまだウィルには知られざる顔がありそうです。
『グッド・ワイフ(Good Wife)』というタイトルについて
『グッド・ワイフ(Good Wife)』は直訳すると「良妻賢母」という意味があります。このドラマの原題は「The Good Wife」ですが、このタイトルの意味を「(一般的な)良妻賢母」と解釈するのは正しくはないという意見があります。このタイトルには冠詞の “The” がついています。
したがって、 “A Good Wife” であれば一般的な意味での良妻賢母という意味合いが強くなりますが、 “The Good Wife” は主人公アリシア・フロリック固有の “Good Wife” 、「良き妻」であるとする意見があるのです。
ストーリーが展開されていくにつれ、一般的な良妻賢母という呼び方がされることに疑問符がついてくるのに従い、アリシアが “A Good Wife” ではなく “The Good Wife” であるということを表しているのではないかという解釈があります。
『グッド・ワイフ』の作品情報
上映日 | 2009年9月22日 |
上映時間 | 約43分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
ジャンル | 海外ドラマ |
監督 | チャールズ・マクドゥガル |
脚本 | ミッチェル・キング、ロバート・キングなど |
キャスト | ジュリアナ・マルグリーズ、クリス・ノースなど |
映画賞 | ゴールデン・グローブ賞、エミー賞 |
登場人物紹介
アリシア・フロリック(ジュリアナ・マルグリーズ)
ロックハート・ガードナー事務所の弁護士。夫のスキャンダル問題に苦労する中、学生時代からの友人ウィルに恋心を抱いてしまいます。
アリシア役を演じたのは、アメリカのニューヨーク州出身の女優、ジュリアナ・マルグリーズです。サラ・ローレンス大学で美術史を学び、在学中に演技を始めました。1994年から2000年の間、テレビシリーズ『ER緊急救命室』に看護婦長役で出演していました。
本作『グッド・ワイフ』ではゴールデングローブ賞のテレビ主演女優賞(ドラマ部門)を受賞しました。本作のプロデューサーとしても名を連ねています。2007年に弁護士の男性と結婚しました。
ピーター・フロリック(クリス・ノース)
アリシアの夫。度重なる浮気疑惑で妻のアリシアとは離婚寸前になってしまいましたが、関係修復を試みています。イーライと協力しながら選挙に挑みます。
ピーター役を演じたのは、大人気のテレビドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』のミスター・ビッグ役でもおなじみのクリス・ノースです。アメリカのウィスコンシン州出身の俳優で、1986年の『オフ・ビート』で映画デビューを果たし、その後も数々の作品に出演しています。
人気テレビシリーズ『ロー・アンド・オーダー』で刑事マイク・ローガン役を務めたことでも知られおり、『セックス・アンド・ザ・シティ』ではゴールデングローブ賞にノミネートされました。
ウィル・ガードナー(ジョシュ・チャールズ)
アリシアの学生時代からの友人で、ロックハート・ガードナー事務所の優秀な弁護士です。アリシアに恋心を抱いています。
ウィル役を演じたのは、アメリカのメリーランド州ボルチモア出身の俳優、ジョシュ・チャールズです。同じくボルチモア出身の監督・ジョン・ウォーターズが手掛けた1988年の映画『ヘアスプレー』にて映画デビューを果たしました。
1989年の映画『いまを生きる』ではロビン・ウィリアムズ、イーサン・ホークと共演し、2009年の映画『アフターライフ』ではクリスティーナ・リッチ、リアム・ニーソンと共演しました。フェデリコ・フェリーニ監督作品の大ファンとしても知られています。
ダイアン・ロックハート(クリスティーン・バランスキー)
ロックハート・ガードナー事務所の女性弁護士。ビジネスパートナーであるウィルとアリシアの関係に目を光らせています。
ダイアン役を演じたクリスティーン・バランスキーは、アメリカのニューヨーク州バッファロー出身の女優です。父親はポーランド語新聞の編集者であり、祖父母はポーランドで俳優として活躍していました。
ジュリアード音楽院で学び、ブロードウェイで活躍し、1984年と1989年にはトニー賞を受賞しています。映画『シカゴ』『マンマ・ミーア!』などにも出演しています。エミー賞やゴールデン・グローブ賞など、数々の賞にノミネート経験された経験を持ちます。
ケイリー・アゴス(マット・ズークリー)
ロックハート・ガードナー事務所ではアリシアと同期でライバル関係にありましたが、退社後は検事局で活躍しています。頭のキレる人物で、野心家な一面も。カリンダのことを気にかけています。
ケイリーを演じるマット・ズークリーは、アメリカ合衆国のニューハンプシャー州出身の俳優です。チャールストン大学にて歴史学と政治学の学士号を所得しました。テニスの奨学金で大学の行くほどテニスが得意です。ロースクールの試験を受けた過去も。
イーライ・ゴールド(アラン・カミング)
ロックハート・ガードナー事務所のクライアントで、ピーターの選挙参謀として活動しています。仕事においては頭のキレる人物ですが、女心に疎い一面も?
イーライを演じるアラン・カミングは、グラスゴーで演技を学んだのち、舞台やテレビ、映画などに出演。俳優としてだけではなく、映画監督や脚本家、執筆家としても活動しています。舞台『キャバレー』ではトニー賞をはじめ、数々の賞を受賞しました。
カリンダ・シャルマ(アーチー・パンジャビ)
ロックハート・ガードナー事務所の調査スタッフ。ピーターとの浮気疑惑で、アリシアと絶縁状態になってしまいました。
カリンダ役を演じたのは、イギリスのロンドンのエッジウェア出身の女優、アーチー・パンジャビです。彼女の両親はインド出身で、教師をしています。子供の頃から女優を目指しており、イギリスのブルネル大学では経営学を学んでいました。
第62回プライムタイム・エミー賞では助演女優賞を受賞し、第70回ゴールデングローブ賞のテレビシリーズドラマ部門では助演女優賞にノミネートされました。なお、2005年のベルリン国際映画祭においてはシューティング・スター賞も受賞しています。
『グッド・ワイフ』の視聴方法
『グッド・ワイフ』を視聴できる動画配信サービスは以下の通り。
グッド・ワイフ | 無料期間 | 月額料金(税込) | |
---|---|---|---|
U-NEXT | × 視聴不可 | 31日間 | 2,189円 |
Hulu オススメ! | ◎ 配信中 | 2週間 | 1,026円 |
Amazon プライム | × 視聴不可 | 30日間 | 500円 |
Netflix | × 視聴不可 | 31日間 | 990円~ |
dTV | × 視聴不可 | 31日間 | 550円 |
2021年10月1日現在『グッドワイフ』はHuluで視聴可能です。
『hulu』でグッドワイフを視聴する
huluでは『グッドワイフ』をシーズン1~7まで見放題で配信中。日本語吹き替え・字幕どちらも対応しています。
Huluは海外ドラマや日テレ系TV番組に強い動画配信サービス。huluでしか見られないオリジナル作品も豊富です。
魅力は月額1,026円とリーズナブルな料金で、お試しの無料期間も2週間。配信作品はすべて見放題というシンプルなサービスなので、初めての人にもおすすめです。
\14日間無料!シーズン1~7まで配信中/
無料期間中に解約すれば0円で視聴できます♪
『グッドワイフ』シーズン3のエピソード一覧
『グッドワイフ』シーズン3のエピソード一覧は以下のとおりです。「あらすじ記事はコチラ」を押すとそのエピソードのあらすじ・ネタバレ記事が読めます。
エピソード | 記事リンク |
---|---|
第1話 | あらすじ記事はコチラ |
第2話 | あらすじ記事はコチラ |
第3話 | あらすじ記事はコチラ |
第4話 | あらすじ記事はコチラ |
第5話 | あらすじ記事はコチラ |
第6話 | あらすじ記事はコチラ |
第7話 | この記事 |
第8話 | あらすじ記事はコチラ |
第9話 | あらすじ記事はコチラ |
第10話 | あらすじ記事はコチラ |
第11話 | あらすじ記事はコチラ |
第12話 | あらすじ記事はコチラ |
第13話 | あらすじ記事はコチラ |
第14話 | あらすじ記事はコチラ |
第15話 | あらすじ記事はコチラ |
第16話 | あらすじ記事はコチラ |
第17話 | あらすじ記事はコチラ |
第18話 | あらすじ記事はコチラ |
第19話 | あらすじ記事はコチラ |
第20話 | あらすじ記事はコチラ |
第21話 | あらすじ記事はコチラ |
第22話 | あらすじ記事はコチラ |