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海外ドラマ『グッドワイフ』シーズン3・第3話のあらすじと感想|ネタバレあり

海外ドラマ好きの友人たちの間でもとにかく面白いと話題の『グッド・ワイフ』。

『グッド・ワイフ』を見た感想やあらすじ、作品情報などを紹介していきます。

『グッド・ワイフ』シーズン3・第3話『調停の攻防』のあらすじ

海外ドラマ『グッド・ワイフ』のあらすじを結末まで解説しています。
この先、ネタバレを含んでいるため、ご注意ください
(※ネタバレの箇所は赤文字で表記しています。)

今回の依頼人は、4年前の自動車事故で椎間板障害になり治療を受けた女性、マギー・リーブスです。彼女は電気刺激を与える装置SCSを脊椎に埋め込む手術を受けたものの、痛みが再発し日常生活に支障が出たとして、担当医のファーランドを訴えます。

ウィルとアリシアは手術に使われた装置SCSがファーランド自ら発明したものであるうえ、食品医薬品局FDAの認可を受けていなかったことを指摘します。博士は別のオプションがあったにも関わらず、そのことを伝えず意図的にその装置を使用したとのことです。

アリシアは調停人に対し、リーブスの痛みが原因で夫婦生活が成り立たないことや夫に捨てられ家を追い出されたこと、さらに3人の子供を養っていかなければならないことを訴えます。調停人はリーブスに対して同情的になり、調停を進めていくにおいて有利な展開となりました。

 

ウィルたちは調停に持ち込もうとしますが、セレステは頑として提示額を引き上げようとしません。ファーランド側は、装置SCSは埋め込み後に導線がズレることがあるが、モルヒネを長く使用していたマギーがそのズレに気づかず放置したことに責任があるといいます。

一方、シカゴの小学校で集団食中毒が起こり、その原因はチーズとされています。ウィスコンシン州乳製品組合は世間のチーズ離れを恐れ、ロックハート・ガードナー事務所に危機管理を依頼します。イーライは秘密保持のため事務所と法律顧問契約を結ばせます。

リーブスのもとに新聞記者から電話がかかってきました。医薬品局の調査の結果はファーランドにとって有利なものとなったとのことで、リーブスはコメントを求められます。その真偽は不明なものの、この噂が広まればリーブスにとって不利になるとウィルは判断します。

 

今回の件に関しては検察側が怪しいとされているものの、リーク元はわかっていません。いずれにしても、ウィルは情報源となる新聞記者のグレッチェンに記事を差し止めるよう依頼します。するとグレッチェンは見返りにウィルに食中毒事件の危機管理の裏情報を要求します。

ウィルは情報を提供するわけにはいかないため、記事が出る前に調停に向けて動き出すことに。グレッチェンにリークした人物を調査すると、セレステではないことがわかりました。アリシアは調停が長く続きそうだとオーウェンに子供たちの世話を頼みます。

アリシアは、相手が誰かは知らないもののザックが第2の浮気相手の存在を知っていることをオーウェンに知らされ、動揺します。相手側の弁護士セレステはかつてウィルの恋人でした。そのためお互いがお互いのやり方を熟知しており、調停はなかなか進みません。

 

アリシアはウィルとセレステの過去を知ると、調停を有利に進めるため、セレステの嫉妬を利用することを思いつきます。調停の場でセレステがウィルとの関係をほのめかすと、アリシアはショックを受けた演技をして見せ、調停人の同情も引きます。

イーライは、集団食中毒の件で問題となったチーズの製造会社ヘザー・ファームのCEOを呼び出し事態の掌握を目論みます。謝罪会見と製品の自主回収を促しますが、ダイアンはそれに反対します。法律顧問となったダイアンは会見内容にも干渉します。

カリンダは集団食中毒の原因を知るためヘザー・ファームの工場を調査しますが、原因はわからずじまいでした。さらに、CEOが以前に子供に責任転嫁するような発言をしたことが表沙汰に。最終手段として、組合にチーズの流通を止めさせました。

 

しかし、今回の件を担当しているという情報が漏れることにより、顧客のイメージダウンに繋がることは間違いありません。グレッチェンはリーク元の人物を「彼」と言い、イーライはウィルを疑いますが、ダイアンはウィルではないと否定します。

セレステは、SCSがFDAの認可を受けていないという主張に対し、既存の機種に改良を加えたものであるため認可を受ける必要はないと反論します。しかし、ファーランドがこの装置の独創性を力説し特許申請していたことから、この主張は却下されます。

ウィルが証拠を提示したことでセレステは負けを認め、提示額を引き上げました。

『グッド・ワイフ』シーズン3・第3話『調停の攻防』の感想

情報をリークした人物は誰なのか、気になるところですね。ピーターがアリシアの邪魔をするために、情報を流したのでしょうか?今回は、法廷でのバトルというよりも調停交渉にフォーカスされていた回でしたが、間をうごめく人間模様にも注目が集まります。

アリシアのキャラが変わった?

ウィルに恋してからというものアリシアの仕事の仕方が変わったような気がします。もともと顧客と正面から向き合うタイプのアリシアですが、やや計算高いウィルの影響でどこか交渉上手というか、今までのような泥臭さが薄くなったような気がします。

恋をすると仕事にまでも影響してしまうものなのでしょうか。弟のオーウェンもそんなアリシアの変化を敏感に感じ取っていたようです。アリシアに反抗期が来ていると話すオーウェンですが、今までの清廉潔白なアリシアの雰囲気とは変わって見えます。

今回のケースにおいても、調停員のアイラがアリシアに「やり方が汚い」と伝えるくらいですから、アリシアのやり方もなかなかだったということでしょう。今後ウィルの影響でどんどん変わっていってしまうのか、弁護士としてのアリシアにも注目です。

アリシアの浮気を知ったザック

オーウェンは留守番をしたり子供たちの世話をしたりと、忙しいアリシアを助けます。ピーターとの別居に関しては、ウィルとのことが関係していると見抜いているようです。しかしピーターに他の女性がいたことに関しては、ザックに聞かされ驚いていました。

アリシアまた、ピーターがザックにアリシアの浮気相手のことを話したとオーウェンに聞かされうろたえていました。ピーターのスキャンダルがありながらも自分は良き母として間違いは犯さない、というスタンスだったアリシアにとってはいたたまれないでしょう。

ウィルの影響か仕事の仕方も変わったように見えるアリシアですが、オーウェンはウィルに恋していたらあぶない、と心配しているようです。さすが弟のオーウェンは姉のことをよく見ています。以前のように、真っ直ぐな魅力のあるアリシアの姿をまた見たいものですね。

『グッド・ワイフ(Good Wife)』というタイトルについて

『グッド・ワイフ(Good Wife)』は直訳すると「良妻賢母」という意味があります。このドラマの原題は「The Good Wife」ですが、このタイトルの意味を「(一般的な)良妻賢母」と解釈するのは正しくはないという意見があります。このタイトルには冠詞の “The” がついています。

したがって、 “A Good Wife” であれば一般的な意味での良妻賢母という意味合いが強くなりますが、 “The Good Wife” は主人公アリシア・フロリック固有の “Good Wife” 、「良き妻」であるとする意見があるのです。

ストーリーが展開されていくにつれ、一般的な良妻賢母という呼び方がされることに疑問符がついてくるのに従い、アリシアが “A Good Wife” ではなく “The Good Wife” であるということを表しているのではないかという解釈があります。

『グッド・ワイフ』の作品情報

上映日2009年9月22日
上映時間約43分
製作国アメリカ合衆国
ジャンル海外ドラマ
監督チャールズ・マクドゥガル
脚本ミッチェル・キング、ロバート・キングなど
キャストジュリアナ・マルグリーズ、クリス・ノースなど
映画賞ゴールデン・グローブ賞、エミー賞

登場人物紹介

アリシア・フロリック(ジュリアナ・マルグリーズ)

ロックハート・ガードナー事務所の弁護士。夫のスキャンダル問題に苦労する中、学生時代からの友人ウィルに恋心を抱いてしまいます。

アリシア役を演じたのは、アメリカのニューヨーク州出身の女優、ジュリアナ・マルグリーズです。サラ・ローレンス大学で美術史を学び、在学中に演技を始めました。1994年から2000年の間、テレビシリーズ『ER緊急救命室』に看護婦長役で出演していました。

本作『グッド・ワイフ』ではゴールデングローブ賞のテレビ主演女優賞(ドラマ部門)を受賞しました。本作のプロデューサーとしても名を連ねています。2007年に弁護士の男性と結婚しました。

ピーター・フロリック(クリス・ノース)

アリシアの夫。度重なる浮気疑惑で妻のアリシアとは離婚寸前になってしまいましたが、関係修復を試みています。イーライと協力しながら選挙に挑みます。

ピーター役を演じたのは、大人気のテレビドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』のミスター・ビッグ役でもおなじみのクリス・ノースです。アメリカのウィスコンシン州出身の俳優で、1986年の『オフ・ビート』で映画デビューを果たし、その後も数々の作品に出演しています。

人気テレビシリーズ『ロー・アンド・オーダー』で刑事マイク・ローガン役を務めたことでも知られおり、『セックス・アンド・ザ・シティ』ではゴールデングローブ賞にノミネートされました。

ウィル・ガードナー(ジョシュ・チャールズ)

アリシアの学生時代からの友人で、ロックハート・ガードナー事務所の優秀な弁護士です。アリシアに恋心を抱いています。

ウィル役を演じたのは、アメリカのメリーランド州ボルチモア出身の俳優、ジョシュ・チャールズです。同じくボルチモア出身の監督・ジョン・ウォーターズが手掛けた1988年の映画『ヘアスプレー』にて映画デビューを果たしました。

1989年の映画『いまを生きる』ではロビン・ウィリアムズ、イーサン・ホークと共演し、2009年の映画『アフターライフ』ではクリスティーナ・リッチ、リアム・ニーソンと共演しました。フェデリコ・フェリーニ監督作品の大ファンとしても知られています。

ダイアン・ロックハート(クリスティーン・バランスキー)

ロックハート・ガードナー事務所の女性弁護士。ビジネスパートナーであるウィルとアリシアの関係に目を光らせています。

ダイアン役を演じたクリスティーン・バランスキーは、アメリカのニューヨーク州バッファロー出身の女優です。父親はポーランド語新聞の編集者であり、祖父母はポーランドで俳優として活躍していました。

ジュリアード音楽院で学び、ブロードウェイで活躍し、1984年と1989年にはトニー賞を受賞しています。映画『シカゴ』『マンマ・ミーア!』などにも出演しています。エミー賞やゴールデン・グローブ賞など、数々の賞にノミネート経験された経験を持ちます。

ケイリー・アゴス(マット・ズークリー)

ロックハート・ガードナー事務所ではアリシアと同期でライバル関係にありましたが、退社後は検事局で活躍しています。頭のキレる人物で、野心家な一面も。カリンダのことを気にかけています。

ケイリーを演じるマット・ズークリーは、アメリカ合衆国のニューハンプシャー州出身の俳優です。チャールストン大学にて歴史学と政治学の学士号を所得しました。テニスの奨学金で大学の行くほどテニスが得意です。ロースクールの試験を受けた過去も。

イーライ・ゴールド(アラン・カミング)

ロックハート・ガードナー事務所のクライアントで、ピーターの選挙参謀として活動しています。仕事においては頭のキレる人物ですが、女心に疎い一面も?

イーライを演じるアラン・カミングは、グラスゴーで演技を学んだのち、舞台やテレビ、映画などに出演。俳優としてだけではなく、映画監督や脚本家、執筆家としても活動しています。舞台『キャバレー』ではトニー賞をはじめ、数々の賞を受賞しました。

カリンダ・シャルマ(アーチー・パンジャビ)

ロックハート・ガードナー事務所の調査スタッフ。ピーターとの浮気疑惑で、アリシアと絶縁状態になってしまいました。

カリンダ役を演じたのは、イギリスのロンドンのエッジウェア出身の女優、アーチー・パンジャビです。彼女の両親はインド出身で、教師をしています。子供の頃から女優を目指しており、イギリスのブルネル大学では経営学を学んでいました。

第62回プライムタイム・エミー賞では助演女優賞を受賞し、第70回ゴールデングローブ賞のテレビシリーズドラマ部門では助演女優賞にノミネートされました。なお、2005年のベルリン国際映画祭においてはシューティング・スター賞も受賞しています。

『グッド・ワイフ』の視聴方法

『グッド・ワイフ』を視聴できる動画配信サービスは以下の通り。

グッド・ワイフ無料期間月額料金(税込)
U-NEXT×
視聴不可
31日間2,189円
Hulu
オススメ!

配信中
2週間1,026円
Amazon
プライム
×
視聴不可
30日間500円
Netflix×
視聴不可
31日間990円~
dTV×
視聴不可
31日間550円

2021年10月1日現在『グッドワイフ』はHuluで視聴可能です。

 

『hulu』でグッドワイフを視聴する

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『グッドワイフ』シーズン3のエピソード一覧

『グッドワイフ』シーズン3のエピソード一覧は以下のとおりです。「あらすじ記事はコチラ」を押すとそのエピソードのあらすじ・ネタバレ記事が読めます。

エピソード記事リンク
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