海外ドラマ好きの友人たちの間でもとにかく面白いと話題の『グッド・ワイフ』。
『グッド・ワイフ』を見た感想やあらすじ、作品情報などを紹介していきます。
目次
『グッド・ワイフ』シーズン3・第6話『外交特権』のあらすじ
この先、ネタバレを含んでいるため、ご注意ください。
(※ネタバレの箇所は赤文字で表記しています。)
酒盛りクルーズと称する船上パーティーで、女子大生のマヤ・ニコルズがレイプされ、殺害されました。容疑者はディック・アンダース、ジンピン・チェンという2人の若者です。ケイリーはマタンから電話で呼び出され、デイナとともに現場へ向かいます。
ケイリーとデイナはクルーザーへ到着します。階下のデッキには頭から血を流し仰向けに倒れている女子学生マヤの死体が。刑事によると、通報は8キロ先の海上で行われ、マヤが2人の男子学生に強引に口説かれていたという目撃証言があるとのこと。
ケイリーは2人を連行し、病院で検査を受けさせます。そこへ、オランダ大使館の職員が判事を連れて来ました。判事は2人には外交特権があるとしてケイリーに2人を釈放するよう裁判所命令を出します。しかし、デイナはケイリーに、ジン・ピンは拘束できると話します。
ザックとグレースはピーターの家に泊まりに行く予定で、ピーターの迎えを待っています。アリシアはパソコンのファイルの転送方法をザックに聞くと、ザックは自分たちがいない間何をしているのかとアリシアにたずねます。するとそこにウィルから電話が。
ウィルは、ケイトリンだけでは心配だからとアリシアにも現場に行くよう依頼します。容疑者のディックはオランダの外交官の息子であるため、外交特権で釈放されました。台湾の代表処職員の息子ジンピンは"1つの中国"政策により外交特権が適用されません。
警察はジンピンの左耳のピアスからブロンドの毛髪を発見し、彼を犯人とみなします。アリシアとケイトリンはジンピンは無実だとします。ケイトリンは若者用語"アフター・デス・スペース”、”信号パーティー”などを引き出し、事態を解決しようとします。
ジンピンは連行され、アリシアとケイトリンが代理人を務めます。アリシアたちは、容疑者の逮捕が国際政治の問題に影響されることに異議を唱えます。ダイアンはイーライに、国務省に手を回してジンピンの外交特権を認めさせるよう依頼しました。
イーライは、元妻のヴァネッサに掛け合います。州議会議員選への出馬を考えているヴァネッサは、国務省報道官を紹介する代わりに、イーライに自分の世論調査を依頼します。イーライはカリンダに依頼し、ヴァネッサの周りを調べることに。
カリンダの調査により、ヴァネッサがオマール・テイトという人物と関係を持っていたことが明らかになりました。イーライはそれが婚姻中の出来事だったことにショックを受けますが、冷静を装い出馬は諦めるよう告げます。ヴァネッサとは罵り合いに。
被害者のマヤ・ニコルズには死亡前に性交渉をした痕跡がありました。ジンピンの証言によると、マヤとは合意の上でありディックが怪しいと話します。しかし、マヤの残した留守電により、マヤがジンピンに対抗していたことが判明します。
ケイリーは、親しくしている同僚のデイナに国務省に勤務するダニエルを紹介してもらい、彼に助けを求めます。デイナは、ダニエル・ゴールデンの姪です。ダニエルはもともとピーターの弁護士で、今は国務省に勤務する人物です。
ケイリーの手回しにより、ジンピンの釈放は叶いませんでした。アリシアたちは、ジンピンが酒を購入したレシートの時刻をもとに、マヤの死亡時刻にジンピンが酒を買いに出ていたことを主張します。しかし、ケイリーは酒を買ったのはディックだと見抜きます。
ケイリーは、ディックが外交特権を利用できない立場にあることを突き止めます。彼は道楽息子で、留学先で恩恵を受けられる条件は満たしていなかったのです。さらに、ケイリーはアンダースに、ジンピンが真犯人だと証言させます。
アリシアはケイトリンとともに自宅監禁中のジンピンに会いに行きますが、途中でジンピンが逃亡したことを知ります。ケイリーにはあくまでシラを切りますが、アリシアたちはジンピンが無実ではないことを確信し、2人で脱力しました。
検事局でケイリーは男同士の争いの最中にいて、マタンに目をつけられていました。以前よりも環境の悪い場所にデスクを移されていたケイリーですが、今回の功績により、ピーターからクック州検事代理のポジションを任されることになりました。
『グッド・ワイフ』シーズン3・第6話『外交特権』の感想
ザックとウィルが初対面
ザックはアリシアに付き合っている人がいると勘づき始めています。自分たちが留守の間何をしているのかとザックに聞かれ、アリシアは動揺していましたね。今回なんと、ウィルとザックが初対面する場面がありました。
ウィルとしては少しでもザックと仲良くなりたいようです。その一方で、アリシアは慎重になっている様子。ピーターのことがあった後ですし、子どもたちに心配はかけたくないのでしょう。ウィルとアリシアの今後の展開に注目です。
新人ケイトリンの登場
今回、アリシアは新人ケイトリンとともにジンピンの代理人を務めました。ケイトリンは、ウィルに憧れを抱いているようです。なんと、ケイトリンはウィルが模擬裁判をしていた際に現場にいたようなのです。
ウィルは女性にモテますから、ケイトリンもまた「彼って素敵」とウィルを見つめます。ウィルはアリシアに夢中で気づいていないようです。若者ならではの感性で捜査を進めていくケイトリンは、事務所にとっても強い戦力になりそうです。
女心に疎い?イーライ
イーライは元妻ヴァネッサについて思わぬ事実を知ることになります。彼女は元大物テロリストの親戚と関係していました。イーライとしてはショックでしょう。しかし、元妻は辛い時にイーライが仕事を取ったため不満を抱えていたと話します。
イーライは、そう思うなら言えば良かったとヴァネッサに話しますが、女心としては複雑なのでしょう。仕事に行かないでとは言えなかった、でも本当は行って欲しくなかった、というのが本心なようです。だからといって浮気するのは話が別だと思いますが。
仕事命で頭のキレるイーライですが、前回儚く散った恋といい、今回のヴァネッサの件といい、女心には疎いようです。カリンダにも、ピーターのためなら協力しないと断られてしまいました。仕事熱心で突っ走ってしまうイーライはどこか憎めませんね。
ケイリーとデイナが急接近
ケイリーは同僚のデイナと急接近しているようです。カリンダといいデイナといい、ケイリーは頭のキレる女性が好きなのでしょうか。デイナはなんと、ピーターと組んでいたことのある弁護士ダニエル・ゴールデンの姪だというコネクションを持っています。
新しいオフィスを与えられ、仕事も絶好調のケイリー。デイナは引き抜きを受けて検事局を辞めるようですが、ケイリーの仕事面においても良い影響を与えてくれそうです。
『グッド・ワイフ(Good Wife)』というタイトルについて
『グッド・ワイフ(Good Wife)』は直訳すると「良妻賢母」という意味があります。このドラマの原題は「The Good Wife」ですが、このタイトルの意味を「(一般的な)良妻賢母」と解釈するのは正しくはないという意見があります。このタイトルには冠詞の “The” がついています。
したがって、 “A Good Wife” であれば一般的な意味での良妻賢母という意味合いが強くなりますが、 “The Good Wife” は主人公アリシア・フロリック固有の “Good Wife” 、「良き妻」であるとする意見があるのです。
ストーリーが展開されていくにつれ、一般的な良妻賢母という呼び方がされることに疑問符がついてくるのに従い、アリシアが “A Good Wife” ではなく “The Good Wife” であるということを表しているのではないかという解釈があります。
『グッド・ワイフ』の作品情報
上映日 | 2009年9月22日 |
上映時間 | 約43分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
ジャンル | 海外ドラマ |
監督 | チャールズ・マクドゥガル |
脚本 | ミッチェル・キング、ロバート・キングなど |
キャスト | ジュリアナ・マルグリーズ、クリス・ノースなど |
映画賞 | ゴールデン・グローブ賞、エミー賞 |
登場人物紹介
アリシア・フロリック(ジュリアナ・マルグリーズ)
ロックハート・ガードナー事務所の弁護士。夫のスキャンダル問題に苦労する中、学生時代からの友人ウィルに恋心を抱いてしまいます。
アリシア役を演じたのは、アメリカのニューヨーク州出身の女優、ジュリアナ・マルグリーズです。サラ・ローレンス大学で美術史を学び、在学中に演技を始めました。1994年から2000年の間、テレビシリーズ『ER緊急救命室』に看護婦長役で出演していました。
本作『グッド・ワイフ』ではゴールデングローブ賞のテレビ主演女優賞(ドラマ部門)を受賞しました。本作のプロデューサーとしても名を連ねています。2007年に弁護士の男性と結婚しました。
ピーター・フロリック(クリス・ノース)
アリシアの夫。度重なる浮気疑惑で妻のアリシアとは離婚寸前になってしまいましたが、関係修復を試みています。イーライと協力しながら選挙に挑みます。
ピーター役を演じたのは、大人気のテレビドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』のミスター・ビッグ役でもおなじみのクリス・ノースです。アメリカのウィスコンシン州出身の俳優で、1986年の『オフ・ビート』で映画デビューを果たし、その後も数々の作品に出演しています。
人気テレビシリーズ『ロー・アンド・オーダー』で刑事マイク・ローガン役を務めたことでも知られおり、『セックス・アンド・ザ・シティ』ではゴールデングローブ賞にノミネートされました。
ウィル・ガードナー(ジョシュ・チャールズ)
アリシアの学生時代からの友人で、ロックハート・ガードナー事務所の優秀な弁護士です。アリシアに恋心を抱いています。
ウィル役を演じたのは、アメリカのメリーランド州ボルチモア出身の俳優、ジョシュ・チャールズです。同じくボルチモア出身の監督・ジョン・ウォーターズが手掛けた1988年の映画『ヘアスプレー』にて映画デビューを果たしました。
1989年の映画『いまを生きる』ではロビン・ウィリアムズ、イーサン・ホークと共演し、2009年の映画『アフターライフ』ではクリスティーナ・リッチ、リアム・ニーソンと共演しました。フェデリコ・フェリーニ監督作品の大ファンとしても知られています。
ダイアン・ロックハート(クリスティーン・バランスキー)
ロックハート・ガードナー事務所の女性弁護士。ビジネスパートナーであるウィルとアリシアの関係に目を光らせています。
ダイアン役を演じたクリスティーン・バランスキーは、アメリカのニューヨーク州バッファロー出身の女優です。父親はポーランド語新聞の編集者であり、祖父母はポーランドで俳優として活躍していました。
ジュリアード音楽院で学び、ブロードウェイで活躍し、1984年と1989年にはトニー賞を受賞しています。映画『シカゴ』『マンマ・ミーア!』などにも出演しています。エミー賞やゴールデン・グローブ賞など、数々の賞にノミネート経験された経験を持ちます。
ケイリー・アゴス(マット・ズークリー)
ロックハート・ガードナー事務所ではアリシアと同期でライバル関係にありましたが、退社後は検事局で活躍しています。頭のキレる人物で、野心家な一面も。カリンダのことを気にかけています。
ケイリーを演じるマット・ズークリーは、アメリカ合衆国のニューハンプシャー州出身の俳優です。チャールストン大学にて歴史学と政治学の学士号を所得しました。テニスの奨学金で大学の行くほどテニスが得意です。ロースクールの試験を受けた過去も。
イーライ・ゴールド(アラン・カミング)
ロックハート・ガードナー事務所のクライアントで、ピーターの選挙参謀として活動しています。仕事においては頭のキレる人物ですが、女心に疎い一面も?
イーライを演じるアラン・カミングは、グラスゴーで演技を学んだのち、舞台やテレビ、映画などに出演。俳優としてだけではなく、映画監督や脚本家、執筆家としても活動しています。舞台『キャバレー』ではトニー賞をはじめ、数々の賞を受賞しました。
カリンダ・シャルマ(アーチー・パンジャビ)
ロックハート・ガードナー事務所の調査スタッフ。ピーターとの浮気疑惑で、アリシアと絶縁状態になってしまいました。
カリンダ役を演じたのは、イギリスのロンドンのエッジウェア出身の女優、アーチー・パンジャビです。彼女の両親はインド出身で、教師をしています。子供の頃から女優を目指しており、イギリスのブルネル大学では経営学を学んでいました。
第62回プライムタイム・エミー賞では助演女優賞を受賞し、第70回ゴールデングローブ賞のテレビシリーズドラマ部門では助演女優賞にノミネートされました。なお、2005年のベルリン国際映画祭においてはシューティング・スター賞も受賞しています。
『グッド・ワイフ』の視聴方法
『グッド・ワイフ』を視聴できる動画配信サービスは以下の通り。
グッド・ワイフ | 無料期間 | 月額料金(税込) | |
---|---|---|---|
U-NEXT | × 視聴不可 | 31日間 | 2,189円 |
Hulu オススメ! | ◎ 配信中 | 2週間 | 1,026円 |
Amazon プライム | × 視聴不可 | 30日間 | 500円 |
Netflix | × 視聴不可 | 31日間 | 990円~ |
dTV | × 視聴不可 | 31日間 | 550円 |
2021年10月1日現在『グッドワイフ』はHuluで視聴可能です。
『hulu』でグッドワイフを視聴する
huluでは『グッドワイフ』をシーズン1~7まで見放題で配信中。日本語吹き替え・字幕どちらも対応しています。
Huluは海外ドラマや日テレ系TV番組に強い動画配信サービス。huluでしか見られないオリジナル作品も豊富です。
魅力は月額1,026円とリーズナブルな料金で、お試しの無料期間も2週間。配信作品はすべて見放題というシンプルなサービスなので、初めての人にもおすすめです。
\14日間無料!シーズン1~7まで配信中/
無料期間中に解約すれば0円で視聴できます♪
『グッドワイフ』シーズン3のエピソード一覧
『グッドワイフ』シーズン3のエピソード一覧は以下のとおりです。「あらすじ記事はコチラ」を押すとそのエピソードのあらすじ・ネタバレ記事が読めます。
エピソード | 記事リンク |
---|---|
第1話 | あらすじ記事はコチラ |
第2話 | あらすじ記事はコチラ |
第3話 | あらすじ記事はコチラ |
第4話 | あらすじ記事はコチラ |
第5話 | あらすじ記事はコチラ |
第6話 | この記事 |
第7話 | あらすじ記事はコチラ |
第8話 | あらすじ記事はコチラ |
第9話 | あらすじ記事はコチラ |
第10話 | あらすじ記事はコチラ |
第11話 | あらすじ記事はコチラ |
第12話 | あらすじ記事はコチラ |
第13話 | あらすじ記事はコチラ |
第14話 | あらすじ記事はコチラ |
第15話 | あらすじ記事はコチラ |
第16話 | あらすじ記事はコチラ |
第17話 | あらすじ記事はコチラ |
第18話 | あらすじ記事はコチラ |
第19話 | あらすじ記事はコチラ |
第20話 | あらすじ記事はコチラ |
第21話 | あらすじ記事はコチラ |
第22話 | あらすじ記事はコチラ |