海外ドラマ好きの友人たちの間でもとにかく面白いと話題の『グッド・ワイフ』。
『グッド・ワイフ』を見た感想やあらすじ、作品情報などを紹介していきます。
目次
『グッド・ワイフ』シーズン4・第5話『ノックを待ちながら』のあらすじ
この先、ネタバレを含んでいるため、ご注意ください。
(※ネタバレの箇所は赤文字で表記しています。)
ブロガーが不倫の記事を載せるという
調査投票の日、イーライのもとに例のブロガーから電話が。アリシアの不倫記事が没になったことを公にするといいます。イーライは事実無根だといいますが、本当に載せる気だと感じたイーライはL/Gに停止命令を出すとブロガーを脅すよう依頼します。
ウィルはブロガーに名誉毀損をちらつかせて脅しますが、止めることはできませんでした。すでに投票は済んでいましたが、マスコミに広まれば勝利演説で突っ込まれかねないとイーライは懸念します。
記事を読んだマディは、ピーターの支持を取りやめるといいます。女性の社会進出を擁護するために支持しようとしたのに、不倫をしていたというのでは話にならないといいます。しかし、支持からは手を引くものの、アリシアに友達でいようと伝えます。
そんな中、ピーターは96%という圧倒的な支持率の中、民主党の州知事候補となりました。一方、イーライは不安を拭えずにいます。
ビショップの家宅捜査へ
女性陣の視線を浴びたケイリーは、公務執行妨害で捕まります。しかし、すぐに釈放されました。原因解明の捜査が始まります。会計士歴22年のヘイデンが活躍を見せます。帳簿の矛盾点を見つけ、裏稼業の弁護を薦めたりと、合理主義を発揮します。
調査投票が行われる中、アリシアのもとにダイアンから電話が。どうやらFBIが麻薬王ビショップの捜査に入るとのことです。アリシアは急遽ビショップの自宅へ。ビショップの自宅では家宅捜査が行われます。弁護士レスリー・ランドの姿もありました。
マネーロンダリングが行われていた
どうやら、ビショップの会計士が突然逮捕されたとのこと。FBIは合法ビジネスの粗を探し、ビショップを逮捕しようとしているのです。L/Gでは、会計士が持つ合法ビジネスの帳簿を調査することになりました。
会計士のヘイデンは会計士歴22年のベテランだとのことで、ケイリーは能力のあるヘイデンに手伝うよう促します。とあるベーカリービジネスを調査すると、売り上げの伸びと実際の業務内容に矛盾点があることをヘイデンが発見しました。
さらに、ヘイデンとケイリーが会員制のスポーツジムに向かうと、売り上げのある閉店されたジュースバーがあることに気づきます。ヘイデンは帳簿上の矛盾点を指摘。なんと、多数の架空会員がいたことがわかりました。
合法ビジネスでマネーロンダリングが行われていたのです。さらに、HGHというステロイドが販売されていたことも判明します。
ビショップが逮捕される
内通者の女性は72時間行方不明となっています。カリンダは、ボスの愛人となりストーカーから逃げていたというその内部通報社の家を訪れます。すると、おそらくその女性と思われる遺体を発見します。
もう逃げ切れないと感じたビショップは、逮捕されたときのために息子の後見人に妹を付ける文書を用意するようアリシアに依頼し、FBIに警察に通報するよう命じました。
『グッド・ワイフ』シーズン4・第5話『ノックを待ちながら』の感想
ピーターの知事選のゆくえは?
知事選の調査投票では圧倒的な支持率を記録したピーター。しかし、ここに来て再びスキャンダルが広まることに。ピーターだけではなく夫婦揃って不倫スキャンダルというのでは、そのダメージも計り知れないでしょう。ザックやグレースに知られてしまうという心配もありますね。
選挙に躍起になるイーライは、火消しにも躍起になります。イーライの気苦労が気の毒で仕方ありません。マディは、ピーターを支持することであとで恥をかくことにならないかと懸念します。アリシアにピーターの支持を取りやめると伝えますが、友達ではいたいようです。
知事選が近づくにつれ支え合う姿勢を見せるフロリック夫妻。知事選とピーターとアリシアの関係性はどうなっていくのか気になりますね。
ビショップがついに逮捕される
あの麻薬王ビショップが、ついに逮捕されました。彼の会計士が逮捕されたことをきっかけに、ビショップ自身も捜査されることになったのでした。まだ幼い息子を気にかける様子は、とてもあの麻薬王ビショップとは思えない子供想いな父親の顔でした。
アリシアに後見人に関する文書を依頼し、息子を頼むと伝えるようすから、アリシアに強く信頼を寄せているのが伝わってきました。あらゆる違法な取引を行ってきたビショップですが、今回は無実なのでしょうか。今後の展開から目が離せません。
ヘイデンが大活躍
管財人のヘイデンが大活躍でした。会計士歴22年のベテランでもあるヘイデンの「脚注を見るといい」というアドバイスを受け、ケイリーはヘイデンに手伝って欲しいと頼みます。はじめは部外者であると遠慮していたヘイデンですが、ケイリーの仲間意識を感じ、調査に加わります。
ヘイデンを仲間として迎え入れようとするこのときのケイリーの視線がなんともよかったです。そしてヘイデンは帳簿の矛盾点を鋭くついていきます。いかにも合理主義といった感じのヘイデンの分析は実に痛快でした。
ケイリーとヘイデンがいいコンビに?
今回は、ヘイデンとケイリーのツーショットをたくさん見ることができました。ヘイデンの能力をかって一緒に手伝って欲しいとお願いしたケイリーでしたが、ヘイデンもまた管財人として調査していた時からケイリーの実力をかっていました。
手伝うことができて楽しかったというヘイデンに対し、ケイリーは仲間だと受け入れる姿勢を見せます。寺務所に来たばかりのヘイデンですが、仲間だと受け入れてもらえて嬉しかったのではないでしょうか。今後ケイリーとのタッグもたびたび見られるのでしょうか。楽しみですね。
『グッド・ワイフ(Good Wife)』というタイトルについて
『グッド・ワイフ(Good Wife)』は直訳すると「良妻賢母」という意味があります。このドラマの原題は「The Good Wife」ですが、このタイトルの意味を「(一般的な)良妻賢母」と解釈するのは正しくはないという意見があります。このタイトルには冠詞の “The” がついています。
したがって、 “A Good Wife” であれば一般的な意味での良妻賢母という意味合いが強くなりますが、 “The Good Wife” は主人公アリシア・フロリック固有の “Good Wife” 、「良き妻」であるとする意見があるのです。
ストーリーが展開されていくにつれ、一般的な良妻賢母という呼び方がされることに疑問符がついてくるのに従い、アリシアが “A Good Wife” ではなく “The Good Wife” であるということを表しているのではないかという解釈があります。
『グッド・ワイフ』の作品情報
上映日 | 2009年9月22日 |
上映時間 | 約43分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
ジャンル | 海外ドラマ |
監督 | チャールズ・マクドゥガル |
脚本 | ミッチェル・キング、ロバート・キングなど |
キャスト | ジュリアナ・マルグリーズ、クリス・ノースなど |
映画賞 | ゴールデン・グローブ賞、エミー賞 |
登場人物紹介
アリシア・フロリック(ジュリアナ・マルグリーズ)
良き母であり弁護士としても活躍しているアリシア。ウィルに恋愛感情を抱いていましたが、今は距離を置いています。夫のピーターとは別居中ですが、少しずつ関係を修復しています。
アリシア役を演じたのは、アメリカのニューヨーク州出身の女優、ジュリアナ・マルグリーズです。サラ・ローレンス大学で美術史を学び、在学中に演技を始めました。1994年から2000年の間、テレビシリーズ『ER緊急救命室』に看護婦長役で出演していました。
本作『グッド・ワイフ』ではゴールデングローブ賞のテレビ主演女優賞(ドラマ部門)を受賞しました。本作のプロデューサーとしても名を連ねています。2007年に弁護士の男性と結婚しました。
ピーター・フロリック(クリス・ノース)
アリシアの夫。妻のアリシアとは別居中ですが、関係を修復しようと歩み寄っています。現在は州知事選に向けて奮闘中。
ピーター役を演じたのは、大人気のテレビドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』のミスター・ビッグ役でもおなじみのクリス・ノースです。アメリカのウィスコンシン州出身の俳優で、1986年の『オフ・ビート』で映画デビューを果たし、その後も数々の作品に出演しています。
人気テレビシリーズ『ロー・アンド・オーダー』で刑事マイク・ローガン役を務めたことでも知られおり、『セックス・アンド・ザ・シティ』ではゴールデングローブ賞にノミネートされました。
ウィル・ガードナー(ジョシュ・チャールズ)
アリシアの学生時代からの友人で、ロックハート・ガードナー事務所のパートナー弁護士として活躍。収賄疑惑をかけられ一時は休職していましたが、現在は職務に復帰しています。
ウィル役を演じたのは、アメリカのメリーランド州ボルチモア出身の俳優、ジョシュ・チャールズです。同じくボルチモア出身の監督・ジョン・ウォーターズが手掛けた1988年の映画『ヘアスプレー』にて映画デビューを果たしました。
1989年の映画『いまを生きる』ではロビン・ウィリアムズ、イーサン・ホークと共演し、2009年の映画『アフターライフ』ではクリスティーナ・リッチ、リアム・ニーソンと共演しました。フェデリコ・フェリーニ監督作品の大ファンとしても知られています。
ダイアン・ロックハート(クリスティーン・バランスキー)
ロックハート・ガードナー事務所のパートナー弁護士。ウィルとタッグを組んで事務所を支えています。上司として、同じ女性として、アリシアの良き相談となっています。
ダイアン役を演じたクリスティーン・バランスキーは、アメリカのニューヨーク州バッファロー出身の女優です。父親はポーランド語新聞の編集者であり、祖父母はポーランドで俳優として活躍していました。
ジュリアード音楽院で学び、ブロードウェイで活躍し、1984年と1989年にはトニー賞を受賞しています。映画『シカゴ』『マンマ・ミーア!』などにも出演しています。エミー賞やゴールデン・グローブ賞など、数々の賞にノミネート経験された経験を持ちます。
ケイリー・アゴス(マット・ズークリー)
ロックハート・ガードナー事務所の優秀な弁護士の一人で、野心家な一面も。アリシアとは同期で、良きライバル。
ケイリーを演じるマット・ズークリーは、アメリカ合衆国のニューハンプシャー州出身の俳優です。チャールストン大学にて歴史学と政治学の学士号を所得しました。テニスの奨学金で大学の行くほどテニスが得意です。ロースクールの試験を受けた過去も。
イーライ・ゴールド(アラン・カミング)
ピーターの選挙参謀として活躍していて、フロリック家からの信頼も厚い人物です。ロックハート・ガードナー事務所のビジネスパートナーとしても活躍しています。
イーライを演じるアラン・カミングは、グラスゴーで演技を学んだのち、舞台やテレビ、映画などに出演。俳優としてだけではなく、映画監督や脚本家、執筆家としても活動しています。舞台『キャバレー』ではトニー賞をはじめ、数々の賞を受賞しました。
カリンダ・シャルマ(アーチー・パンジャビ)
ロックハート・ガードナー事務所の調査スタッフ。元夫とのトラブルに巻き込まれそうになりながらも、冷静に対処する。アリシアの良き相談相手です。
カリンダ役を演じたのは、イギリスのロンドンのエッジウェア出身の女優、アーチー・パンジャビです。彼女の両親はインド出身で、教師をしています。子供の頃から女優を目指しており、イギリスのブルネル大学では経営学を学んでいました。
第62回プライムタイム・エミー賞では助演女優賞を受賞し、第70回ゴールデングローブ賞のテレビシリーズドラマ部門では助演女優賞にノミネートされました。なお、2005年のベルリン国際映画祭においてはシューティング・スター賞も受賞しています。
エルズベス・タシオニ(キャリー・プレストン)
頭のキレる、赤毛の弁護士。機械の操作が苦手で、話が飛びがちですが、意表をついた弁護でたびたび裁判を有利な方向に持っていきます。ピーターの汚職疑惑を晴らし、ウィルの大陪審でも大活躍しました。LG事務所にとって欠かせない人物の一人です。
そんなエルズベス役を演じたのは、アメリカの女優でありプロデューサー、ディレクターなども務めるキャリー・プレストンです。人気ドラマ『The Good Fight』に同役で登場しており、ドラマ『グッド・ワイフ』にて、エミー賞ドラマ部門最優秀ゲスト女優賞を受賞しています。
テレビドラマだけではなく映画作品にも数多く出演し、『それでも恋するバルセロナ』(2006年)、『トランスアメリカ』(2009年)などに出演しています。
『グッド・ワイフ』の視聴方法
『グッド・ワイフ』を視聴できる動画配信サービスは以下の通り。
グッド・ワイフ | 無料期間 | 月額料金(税込) | |
---|---|---|---|
U-NEXT | × 視聴不可 | 31日間 | 2,189円 |
Hulu オススメ! | ◎ 配信中 | 2週間 | 1,026円 |
Amazon プライム | × 視聴不可 | 30日間 | 500円 |
Netflix | × 視聴不可 | 31日間 | 990円~ |
dTV | × 視聴不可 | 31日間 | 550円 |
2021年10月1日現在『グッドワイフ』はHuluで視聴可能です。
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『グッドワイフ』シーズン4のエピソード一覧
『グッドワイフ』シーズン4のエピソード一覧は以下のとおりです。「あらすじ記事はコチラ」を押すとそのエピソードのあらすじ・ネタバレ記事が読めます。
エピソード | 記事リンク |
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