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海外ドラマ『グッドワイフ』シーズン4・第12話のあらすじと感想|ネタバレあり

海外ドラマ好きの友人たちの間でもとにかく面白いと話題の『グッド・ワイフ』。

『グッド・ワイフ』を見た感想やあらすじ、作品情報などを紹介していきます。

『グッド・ワイフ』シーズン4・第12話『スポーツ仲裁裁判所』のあらすじ

海外ドラマ『グッド・ワイフ』のあらすじを結末まで解説しています。
この先、ネタバレを含んでいるため、ご注意ください
(※ネタバレの箇所は赤文字で表記しています。)

エルズベス・タシオニが逮捕される

弁護士のエルズベス・タシオニがアリシアに電話で助けを求めます。エルズベスは、とある案件を扱っていたところ逮捕され、アリシアに電話で案件を変わってほしいといいます。タシオニの依頼人はスポーツ選手のアナ・ブディです。

アナはランニングシューズメーカーと500万ドルのCM契約をしていましたが、契約会社がアナにCM出演料を支払わなかったため、契約会社を訴えました。タシオニは依頼人のために契約会社のCEOサイモン・ファセルにしつこく絡んでいたところ、捕まったとのことです。

契約会社側はアナがドーピングを行なったため次の選考会から外されたとして、CM出演料の支払いを拒否しているとのことです。

アナはスポーツ仲裁裁判所(CAS)に訴える

アナはドーピングを否定し、今度はスポーツ仲裁裁判所(CAS)に訴えます。タシオニいわく、そこではアメリカの法律が適用されず、スイスの法律が基本になっているとのことです。罪の証明ではなく無実を証明する場所だとのこと。ウィルは聴聞会に向かいます。

仲裁人はドイツ人とイタリア人、フランス人の3人の判事で、会話は全てフランス語で行われていました。困惑したウィルはフランス語が堪能なダイアンに電話をかけ、通訳を頼みます。ダイアンは週末を楽しむ予定でしたが、タシオニのことだとわかるとすぐに駆けつけます。

タシオニの移送前に精神鑑定が行われることに

タシオニを釈放させるべく、アリシアはタシオニのいる拘置所へ向かい、話を聞きますが、タシオニはアリシアのスーツがどこのものか尋ねたりと、相変わらず話が飛んでしまう模様。タシオニの言動がおかしいとして、移送前に精神鑑定が必要だと言われます。

精神鑑定では120個の質問をされるとのことで、アリシアは一番いいのは沈黙を貫くことだとタシオニにアドバイスします。精神鑑定があるためタシオニは聴聞会に間に合いそうにありません。アリシアはピーターに電話すると憲法上の問題にすり替えればいいと助言されます。

アナは妊娠中絶していた

アナはドーピングに関し無実だったことがわかります。しかし、アナと同室の仲間の証言によると、アナより先にドーピングで捕まっていた恋人の男から薬をもらっていたことがわかりました。アナは妊娠中絶の薬を飲んでいたのです。しかし、アナは妊娠中絶の公表を拒みます。

検査を行なったドクター・チェスターの主張によると、アナの尿からは微量のICSH(間質細胞刺激ホルモン)が検出されているとのことで、それがドーピングの疑惑対象となっていました。しかし、それは女性の卵巣から分泌された黄体形成ホルモンだったとのことです。

カリンダがタシオニのもとへ

カリンダは、タシオニのメモを見直すようウィルに指示され、タシオニにのもとへ。タシオニはなにやらぶつぶつ言い始めます。タシオニの質問にカリンダが答えますが、タシオニは「自分に聞いているのよ」といいます。

アリシアは、ピーターのもとへ

ヘアスタイルをグレースに褒められ、照れ笑いするアリシア。用もないのにピーターに電話をかけます。ピーターがアリシアを食事に誘うもアリシアは応えず、アリシアはピーターのキャンペーン・バスを訪ねます。

ピーターを誘い、終わるとコートを着て帰ろうとするアリシア。「僕らの仲に変化なし?」と残念そうに尋ねるピーターに、アリシアは「ええ」ときっぱり答えます。アリシアが出てくると、バスの外で待機していたイーライは驚きます。

アリシアの主張によりエルズベスが釈放

エルズベスはキャンパスポリスにより逮捕されたとのことですが、アリシアはエルズベスの逮捕された場所がキャンパスポリスの管轄外だったと主張し、不正逮捕を訴えます。精神鑑定により危険人物とみなされ、移送できないとされたエルズベスをシカゴの法廷に連れてきます。

エルズベスを仲裁裁判に出席させようとすると、裁判は競技場で行われていました。検事補のジェニーヴァ・パイン検事補は、アリシアの主張を違法だといいます。しかし、ピーターと旧知の仲である判事のトーマス・ポリティの決断により、エルズベスは釈放されます。

タシオニの切り札により、アナの判決は?

釈放されたエルズベスは、以前ドーピング疑惑で証拠もなしに失格となり、CASに上訴したドイツ人の自転車レーサーを証人として呼びます。当時、繰り上がったのはフランス人だったとのことです。さらに、彼を有罪にしたのはフランス人の議長ヴィラピクだったことが判明。

ドイツの仲裁人は、ドイツ人の選手を失格にして、自分の国の選手を出場させたとして、怒りをあらわにします。ヴィラピクは排除され、アナの訴えが認められます。アナは無罪を勝ち取りました。

ザックが大活躍

ザックは、マディ・ヘイワードのサイトに極秘メモへのリンクを見つけました。そして、削除される前にあわててキャプチャーしたとイーライに電話をかけます。会議中のイーライは秘書にあとにするように言いますが、ザックからだとのメモを見ると、取り次がせます。

ザックは、マディはピーターを人種的偏見で攻撃してくるといいます。イーライはハッタリだと言いますが、ザックは強く否定します。その後、ザックの意見が正しかったことが判明します。

ピーターの本音が良い方向に

ザックの予想通り、ピーターに人種的偏見があるとの噂が立ちます。ピーターはジェニーヴァ・パイン検事補に、自分に人種的偏見があるかとたずねます。すると、パイン検事補は、ピーターは、黒人を5人解雇し、白人を2人昇進させた例を挙げます。

ピーターは偶然だと言いますが、パインは自分やマタンを差し置いて、ケイリーを早々に昇進させたことを指摘します。ピーターはこれを払拭しようと、あわててマイノリティ権利同盟の講演会に出席します。

しかしピーターは、シカゴではアフリカンアメリカンの起訴率が非常に高いと指摘し、ひんしゅくを買ってしまいます。しかし、ピーターが正直に本音を言ったことがかえって評価され、勇気ある発言だとされました。

立場の悪いイーライ

イーライはジョーダンに、選挙は道徳ではなく勝負だと強い口調で教えます。するとピーターは、優しくしてやれ、彼は必要だとアドバイス。君は調べられているんだ、とイーライに念を押します。そして、ピーターは、疑惑を晴らせないようなら解雇するとほのめかします。

イーライは、アリシアを訪ねます。LG事務所では、タシオニの勝利祝いで賑わっていました。
イーライは、LG事務所の弁護士たちには弁護を頼めないとして、タシオニに弁護を依頼します。

『グッド・ワイフ』シーズン4・第12話『スポーツ仲裁裁判所』の感想

みんなでタシオニを救え!

相変わらず「イカれてる」発言連発のタシオニ。しかし、その頭のキレとひらめきは相変わらずピカイチです。その仕事に対する熱量もあいまって、今回は依頼人をなんとかするために度を越して逮捕されてしまったようです。しかし、タシオニに救われた人々は数知れず。

週末にも関わらず、みんなすぐさま駆けつけました。大陪審で助けられたウィルも協力し、高級スパで週末を過ごす予定だったダイアンも、タシオニのことだとわかるとすぐさま駆けつけます。再審で助けられたピーターも、アリシアにアドバイスを伝言していましたね。

カリンダもタジタジ?のタシオニ

カリンダとタシオニの珍しいツーショットも見られました。頭キレッキレのカリンダもタシオニにはタジタジです。2人で調査を進めている時、「あとの2つは?」とタシオニがたずね、カリンダが「わかりません」と答えたところ、タシオニは「自分に聞いているのよ」と答えます。

ここのシーン、ちょっとぞわっとしてしまいました。さすがのタシオニ、カリンダもかなわない相手でしょうか。人に頼るのが大嫌いだというタシオニですが、彼女くらい頭のキレる人はなかなかいないでしょうから仕方ないのかもしれません。

IT部門のVIP、ザック

会議中にも関わらず、イーライに電話を取り次いでもらえるザックはまさにVIP待遇です。とても学生とは思えません。イーライにも臆せず意見します。「目上にむかって、その言い方はなんだ?」なんてイーライに言われる場面も。しかし、ザックの分析は正しかったんです。

色気満載のアリシアにやられっぱなし?

珍しく、用もなくピーターに電話をかけるアリシアが可愛かったです。しかし、あくまでピーターの食事の誘いには応じないようです。ピーターは残念そうにしていましたね。ピーターは色気満載のアリシアにいろんな意味で「やられっぱなし」でしょうか。

グレースも惚れ惚れするほどのヘアスタイル。数分後に出てきたアリシアがイーライに、「浮気じゃないから安心して」と言っていましたが、完全に過去のことが吹っ切れているような感じ。アリシアかっこいいです。

『グッド・ワイフ(Good Wife)』というタイトルについて

『グッド・ワイフ(Good Wife)』は直訳すると「良妻賢母」という意味があります。このドラマの原題は「The Good Wife」ですが、このタイトルの意味を「(一般的な)良妻賢母」と解釈するのは正しくはないという意見があります。このタイトルには冠詞の “The” がついています。

したがって、 “A Good Wife” であれば一般的な意味での良妻賢母という意味合いが強くなりますが、 “The Good Wife” は主人公アリシア・フロリック固有の “Good Wife” 、「良き妻」であるとする意見があるのです。

ストーリーが展開されていくにつれ、一般的な良妻賢母という呼び方がされることに疑問符がついてくるのに従い、アリシアが “A Good Wife” ではなく “The Good Wife” であるということを表しているのではないかという解釈があります。

『グッド・ワイフ』の作品情報

上映日2009年9月22日
上映時間約43分
製作国アメリカ合衆国
ジャンル海外ドラマ
監督チャールズ・マクドゥガル
脚本ミッチェル・キング、ロバート・キングなど
キャストジュリアナ・マルグリーズ、クリス・ノースなど
映画賞ゴールデン・グローブ賞、エミー賞

登場人物紹介

アリシア・フロリック(ジュリアナ・マルグリーズ)

良き母であり弁護士としても活躍しているアリシア。ウィルに恋愛感情を抱いていましたが、今は距離を置いています。夫のピーターとは別居中ですが、少しずつ関係を修復しています。

アリシア役を演じたのは、アメリカのニューヨーク州出身の女優、ジュリアナ・マルグリーズです。サラ・ローレンス大学で美術史を学び、在学中に演技を始めました。1994年から2000年の間、テレビシリーズ『ER緊急救命室』に看護婦長役で出演していました。

本作『グッド・ワイフ』ではゴールデングローブ賞のテレビ主演女優賞(ドラマ部門)を受賞しました。本作のプロデューサーとしても名を連ねています。2007年に弁護士の男性と結婚しました。

ピーター・フロリック(クリス・ノース)

アリシアの夫。妻のアリシアとは別居中ですが、関係を修復しようと歩み寄っています。現在は州知事選に向けて奮闘中。

ピーター役を演じたのは、大人気のテレビドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』のミスター・ビッグ役でもおなじみのクリス・ノースです。アメリカのウィスコンシン州出身の俳優で、1986年の『オフ・ビート』で映画デビューを果たし、その後も数々の作品に出演しています。

人気テレビシリーズ『ロー・アンド・オーダー』で刑事マイク・ローガン役を務めたことでも知られおり、『セックス・アンド・ザ・シティ』ではゴールデングローブ賞にノミネートされました。

ウィル・ガードナー(ジョシュ・チャールズ)

アリシアの学生時代からの友人で、ロックハート・ガードナー事務所のパートナー弁護士として活躍。収賄疑惑をかけられ一時は休職していましたが、現在は職務に復帰しています。

ウィル役を演じたのは、アメリカのメリーランド州ボルチモア出身の俳優、ジョシュ・チャールズです。同じくボルチモア出身の監督・ジョン・ウォーターズが手掛けた1988年の映画『ヘアスプレー』にて映画デビューを果たしました。

1989年の映画『いまを生きる』ではロビン・ウィリアムズ、イーサン・ホークと共演し、2009年の映画『アフターライフ』ではクリスティーナ・リッチ、リアム・ニーソンと共演しました。フェデリコ・フェリーニ監督作品の大ファンとしても知られています。

ダイアン・ロックハート(クリスティーン・バランスキー)

ロックハート・ガードナー事務所のパートナー弁護士。ウィルとタッグを組んで事務所を支えています。上司として、同じ女性として、アリシアの良き相談となっています。

ダイアン役を演じたクリスティーン・バランスキーは、アメリカのニューヨーク州バッファロー出身の女優です。父親はポーランド語新聞の編集者であり、祖父母はポーランドで俳優として活躍していました。

ジュリアード音楽院で学び、ブロードウェイで活躍し、1984年と1989年にはトニー賞を受賞しています。映画『シカゴ』『マンマ・ミーア!』などにも出演しています。エミー賞やゴールデン・グローブ賞など、数々の賞にノミネート経験された経験を持ちます。

ケイリー・アゴス(マット・ズークリー)

ロックハート・ガードナー事務所の優秀な弁護士の一人で、野心家な一面も。アリシアとは同期で、良きライバル。

ケイリーを演じるマット・ズークリーは、アメリカ合衆国のニューハンプシャー州出身の俳優です。チャールストン大学にて歴史学と政治学の学士号を所得しました。テニスの奨学金で大学の行くほどテニスが得意です。ロースクールの試験を受けた過去も。

イーライ・ゴールド(アラン・カミング)

ピーターの選挙参謀として活躍していて、フロリック家からの信頼も厚い人物です。ロックハート・ガードナー事務所のビジネスパートナーとしても活躍しています。

イーライを演じるアラン・カミングは、グラスゴーで演技を学んだのち、舞台やテレビ、映画などに出演。俳優としてだけではなく、映画監督や脚本家、執筆家としても活動しています。舞台『キャバレー』ではトニー賞をはじめ、数々の賞を受賞しました。

カリンダ・シャルマ(アーチー・パンジャビ)

ロックハート・ガードナー事務所の調査スタッフ。元夫とのトラブルに巻き込まれそうになりながらも、冷静に対処する。アリシアの良き相談相手です。

カリンダ役を演じたのは、イギリスのロンドンのエッジウェア出身の女優、アーチー・パンジャビです。彼女の両親はインド出身で、教師をしています。子供の頃から女優を目指しており、イギリスのブルネル大学では経営学を学んでいました。

第62回プライムタイム・エミー賞では助演女優賞を受賞し、第70回ゴールデングローブ賞のテレビシリーズドラマ部門では助演女優賞にノミネートされました。なお、2005年のベルリン国際映画祭においてはシューティング・スター賞も受賞しています。

エルズベス・タシオニ(キャリー・プレストン)

頭のキレる、赤毛の弁護士。機械の操作が苦手で、話が飛びがちですが、意表をついた弁護でたびたび裁判を有利な方向に持っていきます。ピーターの汚職疑惑を晴らし、ウィルの大陪審でも大活躍しました。LG事務所にとって欠かせない人物の一人です。

そんなエルズベス役を演じたのは、アメリカの女優でありプロデューサー、ディレクターなども務めるキャリー・プレストンです。人気ドラマ『The Good Fight』に同役で登場しており、ドラマ『グッド・ワイフ』にて、エミー賞ドラマ部門最優秀ゲスト女優賞を受賞しています。

テレビドラマだけではなく映画作品にも数多く出演し、『それでも恋するバルセロナ』(2006年)、『トランスアメリカ』(2009年)などに出演しています。

『グッド・ワイフ』の視聴方法

『グッド・ワイフ』を視聴できる動画配信サービスは以下の通り。

グッド・ワイフ無料期間月額料金(税込)
U-NEXT×
視聴不可
31日間2,189円
Hulu
オススメ!

配信中
2週間1,026円
Amazon
プライム
×
視聴不可
30日間500円
Netflix×
視聴不可
31日間990円~
dTV×
視聴不可
31日間550円

2021年10月1日現在『グッドワイフ』はHuluで視聴可能です。

 

『hulu』でグッドワイフを視聴する

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『グッドワイフ』シーズン4のエピソード一覧

『グッドワイフ』シーズン4のエピソード一覧は以下のとおりです。「あらすじ記事はコチラ」を押すとそのエピソードのあらすじ・ネタバレ記事が読めます。

エピソード記事リンク
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