海外ドラマ好きの友人たちの間でもとにかく面白いと話題の『グッド・ワイフ』。
『グッド・ワイフ』を見た感想やあらすじ、作品情報などを紹介していきます。
目次
『グッド・ワイフ』シーズン1・第6話『冤罪』のあらすじ
この先、ネタバレを含んでいるため、ご注意ください。
(※ネタバレの箇所は赤文字で表記しています。)
今回の被告人は、クラレンス・ウィルコックスという黒人男性です。彼は6年前、雑貨店で非番の私服警官を殺したとされ、強盗および警官殺害の容疑で死刑宣告を受けていました。彼は死刑囚として刑務所で生活をしていますが、不当な裁判を受けたとして、家族とともに控訴します。
テレビで報道された事件の再現映像があまりにも過激だったことが陪審に影響したのではと考え、人権団体が控訴を起こしたのです。被告人の妻パトリスはアリシアと対面すると、夫はあの晩私といたと、夫が無実であることを主張。娘とともに訪れた彼女は被告人と娘のツーショット写真を手渡します。
アリシアは再審請求に向けて動き出しています。その一方で、カリンダは被告人の妻に逮捕歴があること、また過去の裁判で12人の陪審員が有罪としていたことから、今回の件を手伝うことにあまり乗り気ではありません。アリシアは、被告人が冤罪である可能性があると言います。
事務所でも控訴審の準備が進んでおり、ケイリーは過激な再現映像に関して掘り下げるべきだと話します。事務所みんなの協力により、たった1時間という限られた時間で控訴趣意書を書き換えることに成功します。ケイリーもアリシアと同様、再審を願い出ていました。
被告人を犯人であると証言した当時の目撃者は、白人の女性でした。彼女は事前に犯人の特徴として、シカゴブルズのパーカーを来ていた黒人男性とあらかじめ聞いていました。そのため、黒人であり同じブランドのパーカーを着ていたクラレンスを犯人であると思い込んだのでした。
さらに、自分と異なる人種の顔は見分けるのが難しいということが調査でわかりました。目撃者は白人女性ですから、黒人のクラレンスの顔を特定できたかどうかには疑問が残ります。さらに、彼女は似顔絵を見せられ、それがクラレンスに似ているという理由で犯人だと証言していたのです。
ピーターの面会に、カリンダが訪れました。そして、彼が事件の真相を知っているということをつかみ、アリシアにピーターの面会に行くように伝えます。一晩部屋が与えられる夫婦面会ならば監視カメラのない場所で内密な話ができるということで、アリシアはピーターに直接会いに行きます。
そして、無事再審が決定しました。法廷では、当時流行していたパーカーをたまたまクラレンスが着ていたというだけで犯人だと見なされたことに疑問の声が上がりました。さらに、クラレンスの服の袖についていた血はバスケの時についたもので、DNA鑑定もされていなかったことがわかります。
また、クラレンスは、写真撮影の際にわざとブルズのパーカーを脱がないように指示されていたのです。そして、かつてクラレンスが犯人だと断言した女性は、それが勘違いであったことを確信します。彼女は涙ながらに謝り、クラレンスもまた、涙を流しながら彼女を許します。
刑務所から出てくる夫を待つ被告人の妻。アリシアもその場に立ち会っています。ピーターとも協力し、無罪の被告人とその家族を救うことができました。彼ら夫婦の愛情を目の当たりにし、アリシアも感慨深そうな表情を見せました。次回以降の展開も気になります。
『グッド・ワイフ』シーズン1・第6話『冤罪』の感想
被告人の冤罪を最後まで信じ、無事彼らを救うことができたアリシア。クラレンスが無罪であったことがわかり、証人がクラレンスに涙ながらに謝罪し、クラレンスもまた喜びに涙する場面は、思わず涙が出そうになりました。アリシアの人柄が今回の事件にも大きく関わったのだと思います。
アリシアとケイリーの息がぴったり
アリシアとケイリーの二人は、どんどん息が合ってきます。一つしかないジュニアアソシエイトの座を争う二人ですが、いざ仕事となると「競争ならいつでもできる」と二人は協力し合います。控訴趣意書の書き換えに無事成功し、ハイタッチするシーンも良かったです。
ウィルはアリシアは秘密兵器になると言い、アリシアをかっている様子です。しかし、ダイアンはチャイルズへの復讐を考えているのではないかと、いまだにアリシアを怪しんでいます。ライバルとはいえ憎めないキャラのケイリーですが、アリシアとのポジション争いは今後どうなっていくのでしょうか。
ケイリーとカリンダがいい感じに?
今回の事件では、ケイリーとカリンダが協力する場面もありました。仕事中ではあってもカリンダと仲良くなりたいオーラ満載のケイリー。カリンダのことを知りたくてたまらないケイリーは、調査がうまくいったご褒美にカリンダに質問することを許してもらう場面も。今後の二人の関係性にも注目?
まとめ
アリシアを贔屓しているとウィルに指摘するダイアン。ケイリーとの争いの行方は?また、ピーターはアリシアと関係性を修復しようと頑張っています。カリンダとの面会時には、復帰についてほのめかす場面も。アリシアとの関係も修復しようと頑張っています。今後の展開がますます面白くなりそうです。
『グッド・ワイフ(Good Wife)』というタイトルについて
『グッド・ワイフ(Good Wife)』は直訳すると「良妻賢母」という意味があります。このドラマの原題は「The Good Wife」ですが、このタイトルの意味を「(一般的な)良妻賢母」と解釈するのは正しくはないという意見があります。このタイトルには冠詞の “The” がついています。
したがって、 “A Good Wife” であれば一般的な意味での良妻賢母という意味合いが強くなりますが、 “The Good Wife” は主人公アリシア・フロリック固有の “Good Wife” 、「良き妻」であるとする意見があるのです。
ストーリーが展開されていくにつれ、一般的な良妻賢母という呼び方がされることに疑問符がついてくるのに従い、アリシアが “A Good Wife” ではなく “The Good Wife” であるということを表しているのではないかという解釈があります。
『グッド・ワイフ』の作品情報
上映日 | 2009年9月22日 |
---|---|
上映時間 | 約43分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
ジャンル | 海外ドラマ |
監督 | チャールズ・マクドゥガル |
脚本 | ミッチェル・キング、ロバート・キングなど |
キャスト | ジュリアナ・マルグリーズ、クリス・ノースなど |
映画賞 | ゴールデン・グローブ賞、エミー賞 |
登場人物紹介
アリシア・フロリック(ジュリアナ・マルグリーズ)
主人公のアリシアは、大学院を首席で卒業し2年間弁護士として活躍した後は良き妻、良き母として家庭に専念してきました。しかし、夫ピーターが、汚職疑惑で州検事を辞任すると、13年ぶりに弁護士に復帰。様々な人間関係の中で、懸命に弁護士として活躍していきます。
アリシア役を演じたのは、アメリカのニューヨーク州出身の女優、ジュリアナ・マルグリーズです。サラ・ローレンス大学で美術史を学び、在学中に演技を始めました。1994年から2000年の間、テレビシリーズ『ER緊急救命室』に看護婦長役で出演していました。
本作『グッド・ワイフ』ではゴールデングローブ賞のテレビ主演女優賞(ドラマ部門)を受賞しました。本作のプロデューサーとしても名を連ねています。2007年に弁護士の男性と結婚しました。
ピーター・フロリック(クリス・ノース)
アリシアの夫。清廉潔白な州検事として有名でしたが、汚職疑惑と女性スキャンダルにより州検事を辞任します。収賄罪で懲役10年の判決を受けますが、汚職事件を否定し、無実を訴えて控訴します。妻を気にかけながら、将来の検事復帰を宣言します。
ピーター役を演じたのは、大人気のテレビドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』のミスター・ビッグ役でもおなじみのクリス・ノースです。アメリカのウィスコンシン州出身の俳優で、1986年の『オフ・ビート』で映画デビューを果たし、その後も数々の作品に出演しています。
人気テレビシリーズ『ロー・アンド・オーダー』で刑事マイク・ローガン役を務めたことでも知られおり、『セックス・アンド・ザ・シティ』ではゴールデングローブ賞にノミネートされました。
ウィル・ガードナー(ジョシュ・チャールズ)
アリシアの学生時代からの友人であり、法律事務所を共同経営する、有能で魅力的な弁護士です。自身の法律事務所にアリシアを雇い入れ、彼女の弁護士復帰を応援します。休日には判事たちとバスケットボールを楽しむことも。
ウィル役を演じたのは、アメリカのメリーランド州ボルチモア出身の俳優、ジョシュ・チャールズです。同じくボルチモア出身の監督・ジョン・ウォーターズが手掛けた1988年の映画『ヘアスプレー』にて映画デビューを果たしました。
1989年の映画『いまを生きる』ではロビン・ウィリアムズ、イーサン・ホークと共演し、2009年の映画『アフターライフ』ではクリスティーナ・リッチ、リアム・ニーソンと共演しました。フェデリコ・フェリーニ監督作品の大ファンとしても知られています。
ダイアン・ロックハート(クリスティーン・バランスキー)
ウィルとともに法律事務所を経営する独身の女性弁護士で、フェミニストの民主党員としても知られています。初めは、同じ女性弁護士としてアリシアに脅威を感じていましたが、徐々に彼女を認め、彼女に対し協力的になっていきます。
ダイアン役を演じたクリスティーン・バランスキーは、アメリカのニューヨーク州バッファロー出身の女優です。父親はポーランド語新聞の編集者であり、祖父母はポーランドで俳優として活躍していました。
ジュリアード音楽院で学び、ブロードウェイで活躍し、1984年と1989年にはトニー賞を受賞しています。映画『シカゴ』『マンマ・ミーア!』などにも出演しています。エミー賞やゴールデン・グローブ賞など、数々の賞にノミネート経験された経験を持ちます。
カリンダ・シャルマ(アーチー・パンジャビ)
アリシアと同じ法律事務所の美人調査スタッフ。アリシアの夫ピーターに州検事局を解雇された過去を持ちます。アリシアの弁護士復帰後、持ち前の行動力で、アリシアの強力なサポート役となります。
カリンダ役を演じたのは、イギリスのロンドンのエッジウェア出身の女優、アーチー・パンジャビです。彼女の両親はインド出身で、教師をしています。子供の頃から女優を目指しており、イギリスのブルネル大学では経営学を学んでいました。
第62回プライムタイム・エミー賞では助演女優賞を受賞し、第70回ゴールデングローブ賞のテレビシリーズドラマ部門では助演女優賞にノミネートされました。なお、2005年のベルリン国際映画祭においてはシューティング・スター賞も受賞しています。
『グッド・ワイフ』の視聴方法
『グッド・ワイフ』を視聴できる動画配信サービスは以下の通り。
グッド・ワイフ | 無料期間 | 月額料金(税込) | |
---|---|---|---|
U-NEXT | × 視聴不可 | 31日間 | 2,189円 |
Hulu オススメ! | ◎ 配信中 | 2週間 | 1,026円 |
Amazon プライム | × 視聴不可 | 30日間 | 500円 |
Netflix | × 視聴不可 | 31日間 | 990円~ |
dTV | × 視聴不可 | 31日間 | 550円 |
2021年10月1日現在『グッドワイフ』はHuluで視聴可能です。
『hulu』でグッドワイフを視聴する
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『グッドワイフ』シーズン1のエピソード一覧
『グッドワイフ』シーズン1のエピソード一覧は以下のとおりです。「あらすじ記事はコチラ」を押すとそのエピソードのあらすじ・ネタバレ記事が読めます。
エピソード | 記事リンク |
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