海外ドラマ好きの友人たちの間でもとにかく面白いと話題の『グッド・ワイフ』。
『グッド・ワイフ』を見た感想やあらすじ、作品情報などを紹介していきます。
目次
『グッド・ワイフ』シーズン1・第13話『悪魔の弁護』のあらすじ
この先、ネタバレを含んでいるため、ご注意ください。
(※ネタバレの箇所は赤文字で表記しています。)
セックススキャンダルは関係がないと前置きし、ピーターの弁護士は、ピーターが懲役刑になったのは、事件の不起訴を部下に指示したことが、金銭と性的便宜への見返りだと見られたためだと主張。さらに、提示されたのは状況証拠ばかりで検察は行き詰まったと裁判長に話しました。
ウィルは電話でアリシアに依頼人のコリン・スウィーニーが来ることを伝えます。アリシアは微妙な反応ですが、今回はサブにつくことに。スターンが辞めてから、クライアントを選べない状況になっています。ウィルとダイアンの関係性もギクシャクしている模様です。
銃の違法な流通に関して、事務所で話し合いが行われています。ダイアンは銃に興味を示している様子です。そこに、依頼人のスウィーニーが登場します。今回の事件で殺人容疑をかけられていたものの、死体が出ず完全犯罪とされていたのです。ピーターは過去に彼を起訴していました。
世間の人々がスウィーニーに対してよい印象を抱いていないこともあり、ウィルはできれば陪審裁判は避けたいと話します。殺害した相手の遺産は相続できないため、裁判に負ければ金は向こう側に渡すことになります。
スウィーニーは過去にピーターに起訴されたことに触れ、アリシアがスウィーニーを有罪か無罪どちらと考えているかたずねました。アリシアは、有罪だと思うと正直に話しますが、今回は弁護を担当しなければなりません。アリシアは、クビにならない限りはやると言いました。
裁判長が登場しました。今回は、相続人の資格を争う裁判となります。相手側の弁護は、弁護士キャントウェルの代理で新人のナンシーが担当します。ウィルとアリシアは裁判官裁判を申請しますが、ナンシーの初々しい切り返しにより陪審裁判となりました。
ブロディがピーターに呼び出されます。味方になる気はないというブロディに対し、ピーターは、チャイルズの使い走りに成り下がるなと言います。するとそこにチャイルズが現れ、ブロディと鉢合わせます。ブロディはチャイルズ側だという姿勢を崩しませんが、彼の証言を待つことに。
アリシアとウィルは、スウィーニーの自宅を訪れます。陪審裁判になったこともあり、スウィーニーも証言をしなければなりません。夫婦の関係性についてアリシアが尋ねると、スウィーニーは妻キャサリンとは典型的なSとMの関係性で、激しい夫婦であったと話します。
カリンダとダイアンは、銃が違法に売買される経緯を調べていました。ダイアンは、10年前に担当した事件で、ダイアンが仮釈放に反対した人物の恨みを買っていたことをカリンダに話します。カリンダは、ダイアンには銃が必要だと話します。
ピーターの弁護士ダニエルは、チャイルズがブロディに、ピーターには裏があると話していたことに言及します。さらにブロディは、チャイルズに、フロリックの動きを監視してほしいと頼まれていたことを話します。賄賂でもみ消されるはずが、ピーターの逮捕で起訴は取り下げになったといいます。
スウィーニーの裁判では、殺された妻の妹マリエルがやってきました。彼女は、スウィーニーと関係を持っていたことに関して、ドラッグ依存症で姉に疎まれていたため、その当てつけ姉の夫を誘ったと話しました。
尋問がうまく言ったとピーターが喜んでいるところに、かつてアンバーを脅す際に使ったマフィアのローマン・ベリコフが殺されたという知らせが届きます。アンバーは大喜びで証言しに来るだろうとピーターは焦ります。
ピーターはアリシアに裁判に立ち会うよう頼みますが、アリシアは断ります。保釈後は自宅に電子監視装置がつくと話すピーターに対し、アリシアは物置部屋にピーターのベッドを入れると言います。アリシアはピーターを愛してると言いつつも、今は傷を癒す時間が必要だと話しました。
自宅のロープから、スウィーニーの妻のものだとされる血液と皮膚が出てきました。奥さんの首は締めていないと言ったが、ナンシーはスウィーニーの妻の入院記録に言及しました。アリシアたちは、ナンシーがわざと演技をして陪審の同情を買っていると、負けられないという姿勢を見せます。
スウィーニーのアリバイを作るべく、アリシアとスウィーニーはマルコという人物の元を訪れます。彼の話によると、事件当日の3時半にマルコのところにいたことがわかりました。どうして隠していたのかというアリシアに対し、スウィーニーは半ば開き直っていたためだと話しました。
アリシアはナンシーの元を訪れ、彼女の戦略的なやり方について賞賛しました。アリシアは、妹のマリエルが嫉妬にかられて姉を殺したという線を主張します。ナンシーは、陪審がスウィーニーを嫌っていることに触れます。アリシアは、スウィーニーにはアリバイがあると言いました。
アーミタージの遺体が見つかりました。場所はスウィーニーか妻の失踪後に売却したマンションでした。スウィーニーは、どこかで妻がまだ生きていると信じていたと涙を流します。今まで酷いこともしたが妻は殺していないと、誰かがそこに埋めたのだと主張します。
アンバーが法廷にやってきました。ホテルで密会した話などを次々に語ります。ピーターは起訴の取り下げを要望し取引を行なっていたと話していたことも話しました。しかし、ダニエルは、アンバーがチャイルズに雇われていたと知っていたなら、ピーターは報酬を払わないはずだと請求書を提出します。
スウィーニーの妻が失踪した朝、見たがっていた帳簿は、被害者の娘のシャーロットが作ったダミー会社のものでした。妹のメリエルに娘が送金していたこともわかります。したがって、被害者が許せなかったのは夫ではなく娘であった可能性が出てきました。
さらに、シャーロットが多額の資金を家族信託から引き出していたことがわかりました。隠れてメリエルに送金していたことも指摘されると、シャーロットは取り乱します。ナンシーの弁護も上手くはいかず、陪審の様子も変わってきたようです。
カリンダはリーの元を訪れます。すると、マンションの中庭から出た頭蓋骨に、農場で使う殺虫剤の成分が入っていたことがわかりました。カリンダの調査の証拠もあり、農場の娘シャーロットは逮捕されました。
チャイルズがピーターの元を訪れてきました。チャイルズは有罪を認めれば、明日ピーターを保釈すると話します。有罪を認めれば弁護士資格は剥奪されるが、子供の成長を見ることができるとピーターを説得しようとします。チャイルズは、これ以上やり合っても無意味だと話しました。
『グッド・ワイフ』シーズン1・第13話『悪魔の弁護』の感想
今回の事件は、スウィーニーというなかなか強烈な人物の担当をすることになったアリシア。なんとピーターが過去に起訴したことがある人物でした。なかなかぶっ飛んでいる人物でゾッとする話もいくつかありましたが、裁判は無事勝訴しました。
事件の真意はわかりませんが、『悪魔の弁護』というタイトルにもあるように、アリシアは、アリシア自身も有罪だと思う人物の弁護をしたことになります。ダイアンの件もありますし、弁護士という仕事の大変さについて考えさせられる回でもありました。
ウィルとディナー?
今回の件ではアリシアはウィルのサブにつきました。そのためウィルと行動するシーンが多かったですね。仕事の合間にウィルがピーターのことを気にかけたり、ちゃっかりディナーの約束を持ちかける場面も。アリシアもぜひ行きたいという様子でした。今後二人の関係性に発展はあるのでしょうか?
ウィルとダイアンの関係性が対立関係に?
スターンが事務所を辞めてからというもの、事務所は仕事を選べない状況になっていました。ダイアンとウィルが衝突する場面もあり、ダイアンは「味方は自分だけ」とウィルに対して宣戦布告するようなシーンもありました。今後、二人は対立関係になってしまうのでしょうか?
ひよっ子弁護士ナンシー
今回の件の相手側の弁護士は、シャーロットの古くからの友人だというナンシーです。まだ若く、経験も浅いためウィルもアリシアも初めは油断していましたが、徐々にナンシーが優勢になる場面が増えてきます。アリシアが思わず「ヒヨコが一本とった」と発言する場面も。
しかし、やはりアリシア達には及びそうにありませんでした。アリシアがスウィーニーのアリバイを掴んだことを話すと、アリシアの着ているジャケットが「母親のジャケットに似てる」なんて言って嫌味をぶつけていましたね。
ダイアンには銃が必要?
ダイアンが10年前に担当した事件に関連する人物で、ダイアンに恨みを持っている人物がいることがわかりました。その人物が出所することがわかると、カリンダはダイアンに、銃を持つべきだと言いました。カリンダがダイアンに銃の撃ち方を伝授する場面もありましたね。
ダイアンの自宅に何者かがいるような物音がして、ダイアンが怯えるシーンは、見ていて本当に怖かったです。実際は、ダイアンの犬が物音を立てているだけでしたが。ダイアンは銃を返却しますが、弁護士さんは、相手によっては恨みを買ってしまうこともあり、大変な仕事だと思いました。
スウィーニーの言葉
弁護の感謝のしるしにと、スウィーニーがアリシアの元に絵を持ってきました。いまだにスウィーニーのことを疑うアリシアに対し、スウィーニーは、ありないような筋書きはあり得ないと話します。そして「人を信じなさい」と言って去って行きました。
アンバーがまたまた登場したり、ピーターに対しても「傷を癒す時間が必要」だと話しているくらいですから、今のアリシアにとっては考えさせられる言葉だったのではないでしょうか。
ピーターとチャイルズの対決も終焉を迎える?
もともとピーター側であったブロディは、今はチャイルズ側についています。味方が敵になったり、誰を信じていいのかわからない環境にさらされているピーター。チャイルズに保釈の話を持ちかけられ、ピーターはどのような選択を取るのでしょうか?今後の展開から目が離せません。
『グッド・ワイフ(Good Wife)』というタイトルについて
『グッド・ワイフ(Good Wife)』は直訳すると「良妻賢母」という意味があります。このドラマの原題は「The Good Wife」ですが、このタイトルの意味を「(一般的な)良妻賢母」と解釈するのは正しくはないという意見があります。このタイトルには冠詞の “The” がついています。
したがって、 “A Good Wife” であれば一般的な意味での良妻賢母という意味合いが強くなりますが、 “The Good Wife” は主人公アリシア・フロリック固有の “Good Wife” 、「良き妻」であるとする意見があるのです。
ストーリーが展開されていくにつれ、一般的な良妻賢母という呼び方がされることに疑問符がついてくるのに従い、アリシアが “A Good Wife” ではなく “The Good Wife” であるということを表しているのではないかという解釈があります。
『グッド・ワイフ』の作品情報
上映日 | 2009年9月22日 |
---|---|
上映時間 | 約43分 |
製作国 | アメリカ合衆国 |
ジャンル | 海外ドラマ |
監督 | チャールズ・マクドゥガル |
脚本 | ミッチェル・キング、ロバート・キングなど |
キャスト | ジュリアナ・マルグリーズ、クリス・ノースなど |
映画賞 | ゴールデン・グローブ賞、エミー賞 |
登場人物紹介
アリシア・フロリック(ジュリアナ・マルグリーズ)
主人公のアリシアは、大学院を首席で卒業し2年間弁護士として活躍した後は良き妻、良き母として家庭に専念してきました。しかし、夫ピーターが、汚職疑惑で州検事を辞任すると、13年ぶりに弁護士に復帰。様々な人間関係の中で、懸命に弁護士として活躍していきます。
アリシア役を演じたのは、アメリカのニューヨーク州出身の女優、ジュリアナ・マルグリーズです。サラ・ローレンス大学で美術史を学び、在学中に演技を始めました。1994年から2000年の間、テレビシリーズ『ER緊急救命室』に看護婦長役で出演していました。
本作『グッド・ワイフ』ではゴールデングローブ賞のテレビ主演女優賞(ドラマ部門)を受賞しました。本作のプロデューサーとしても名を連ねています。2007年に弁護士の男性と結婚しました。
ピーター・フロリック(クリス・ノース)
アリシアの夫。清廉潔白な州検事として有名でしたが、汚職疑惑と女性スキャンダルにより州検事を辞任します。収賄罪で懲役10年の判決を受けますが、汚職事件を否定し、無実を訴えて控訴します。妻を気にかけながら、将来の検事復帰を宣言します。
ピーター役を演じたのは、大人気のテレビドラマ『セックス・アンド・ザ・シティ』のミスター・ビッグ役でもおなじみのクリス・ノースです。アメリカのウィスコンシン州出身の俳優で、1986年の『オフ・ビート』で映画デビューを果たし、その後も数々の作品に出演しています。
人気テレビシリーズ『ロー・アンド・オーダー』で刑事マイク・ローガン役を務めたことでも知られおり、『セックス・アンド・ザ・シティ』ではゴールデングローブ賞にノミネートされました。
ウィル・ガードナー(ジョシュ・チャールズ)
アリシアの学生時代からの友人であり、法律事務所を共同経営する、有能で魅力的な弁護士です。自身の法律事務所にアリシアを雇い入れ、彼女の弁護士復帰を応援します。休日には判事たちとバスケットボールを楽しむことも。
ウィル役を演じたのは、アメリカのメリーランド州ボルチモア出身の俳優、ジョシュ・チャールズです。同じくボルチモア出身の監督・ジョン・ウォーターズが手掛けた1988年の映画『ヘアスプレー』にて映画デビューを果たしました。
1989年の映画『いまを生きる』ではロビン・ウィリアムズ、イーサン・ホークと共演し、2009年の映画『アフターライフ』ではクリスティーナ・リッチ、リアム・ニーソンと共演しました。フェデリコ・フェリーニ監督作品の大ファンとしても知られています。
ダイアン・ロックハート(クリスティーン・バランスキー)
ウィルとともに法律事務所を経営する独身の女性弁護士で、フェミニストの民主党員としても知られています。初めは、同じ女性弁護士としてアリシアに脅威を感じていましたが、徐々に彼女を認め、彼女に対し協力的になっていきます。
ダイアン役を演じたクリスティーン・バランスキーは、アメリカのニューヨーク州バッファロー出身の女優です。父親はポーランド語新聞の編集者であり、祖父母はポーランドで俳優として活躍していました。
ジュリアード音楽院で学び、ブロードウェイで活躍し、1984年と1989年にはトニー賞を受賞しています。映画『シカゴ』『マンマ・ミーア!』などにも出演しています。エミー賞やゴールデン・グローブ賞など、数々の賞にノミネート経験された経験を持ちます。
カリンダ・シャルマ(アーチー・パンジャビ)
アリシアと同じ法律事務所の美人調査スタッフ。アリシアの夫ピーターに州検事局を解雇された過去を持ちます。アリシアの弁護士復帰後、持ち前の行動力で、アリシアの強力なサポート役となります。
カリンダ役を演じたのは、イギリスのロンドンのエッジウェア出身の女優、アーチー・パンジャビです。彼女の両親はインド出身で、教師をしています。子供の頃から女優を目指しており、イギリスのブルネル大学では経営学を学んでいました。
第62回プライムタイム・エミー賞では助演女優賞を受賞し、第70回ゴールデングローブ賞のテレビシリーズドラマ部門では助演女優賞にノミネートされました。なお、2005年のベルリン国際映画祭においてはシューティング・スター賞も受賞しています。
『グッド・ワイフ』の視聴方法
『グッド・ワイフ』を視聴できる動画配信サービスは以下の通り。
グッド・ワイフ | 無料期間 | 月額料金(税込) | |
---|---|---|---|
U-NEXT | × 視聴不可 | 31日間 | 2,189円 |
Hulu オススメ! | ◎ 配信中 | 2週間 | 1,026円 |
Amazon プライム | × 視聴不可 | 30日間 | 500円 |
Netflix | × 視聴不可 | 31日間 | 990円~ |
dTV | × 視聴不可 | 31日間 | 550円 |
2021年10月1日現在『グッドワイフ』はHuluで視聴可能です。
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『グッドワイフ』シーズン1のエピソード一覧
『グッドワイフ』シーズン1のエピソード一覧は以下のとおりです。「あらすじ記事はコチラ」を押すとそのエピソードのあらすじ・ネタバレ記事が読めます。
エピソード | 記事リンク |
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