タランティーノ監督の名作アクション映画。
今回は、映画『キル・ビル Vol.1』の作品概要・あらすじ・ネタバレ・感想をご紹介します。
目次
『キル・ビル Vol.1』の作品概要
上映日 | 2003年 |
---|---|
上映時間 | 113分 |
制作国 | アメリカ |
監督 | クエンティン・タランティーノ |
脚本 | クエンティン・タランティーノ |
音楽 | RZA、ラーズ・ウルリッヒ |
出演 | ユマ・サーマン/デビッド・キャラダイン/ルーシー・リュー/ヴィヴィカ・A・フォックス/千葉真一/栗山千明 |
『キル・ビル Vol.1』は『キル・ビル Vol.2』と二本立ての「キル・ビル」シリーズの一作目である。
『パルプフィクション』を手掛けたクエンティン・タランティーノ監督の代表作である。MTVムービー・アワードファイト賞では複数の部門で賞を受賞した。
『キル・ビル Vol.1』のあらすじ
元殺し屋のブラック・マンバは結婚式当日に、かつてのボスであるビルに襲撃され、夫と身ごもった子どもを殺されてしまう。
4年間の昏睡から覚めたブラック・マンバは、ビルとその部下への復讐を始める。日本を舞台にした、ユーモアたっぷりのアクション映画。
登場人物紹介
ブラック・マンバ(ユマ・サーマン)
主人公。ビルとその部下への復讐に燃える。
ビル(デビッド・キャラダイン)
殺し屋界の頂点に立つ男。
オーレン・イシイ / コットンマウス(ルーシー・リュー)
中国系アメリカ人。ヤクザのボス。
ヴァニータ・グリーン / コッパーヘッド / ジーニー・ベル(ヴィヴィカ・A・フォックス)
最強のナイフ使い。黒人の殺し屋。
服部半蔵(千葉真一)
伝説の殺し屋であり、刀鍛冶。沖縄で寿司屋を経営している。
GOGO夕張(栗山千明)
オーレン石井の女ボディガード。高校生。
『キル・ビル Vol.1』のネタバレ
【起】復讐はじまり:ジーニー
ブラック・マンバは、ビルという男の率いる殺し屋集団の一員だった。しかし、妊娠して結婚をすると、消息を絶ち、集団から黙って逃げ出した。
マンバの結婚式の日、ビルの手下4人が式場を襲う。その場にいた客全員とマンバの夫、マンバの腹の中の子どもは、殺し屋によって殺された。唯一、一命を取りとめたのはマンバだった。それでも意識不明となり、病院で4年間、昏睡状態になる。
意識を取り戻したマンバは、ビルの手下であるジーニー・ベルの家を訪れた。ジーニーは、結婚して4歳の娘と共に暮らしていた。ジーニーとマンバは、自宅でナイフを使った戦闘を繰り広げる。
そして、マンバはジーニーを刺殺する。マンバは、母親の殺害現場を娘に見せてしまったことを謝り、家を出る。
【承】4年前
舞台は4年前に戻る。入院中のマンバにとどめを刺すため、殺し屋の一人エル・ドライバーが病院に忍び込む。しかし、ビルからの突然の連絡により、マンバの暗殺は止められる。エルは、困惑しながら病院を出た。
そして4年が経ち、マンバは目を覚ます。マンバは、腹の中の子どもがいなくなっていること、病院が昏睡状態の自分を使い売春で稼いでいたことに気づき、腹を立てる。
マンバは病院から脱走しようとするのだが、4年間入院していたため、筋肉が衰えていた。動かない足を引きずりながら、車いすで抜け出した。駐車場で自分のワゴンを見つけると乗り込み、13時間かけてリハビリを終わらせた。
体を回復させたマンバは、ジーニーのもとに向かった。
【転】復讐2人目:オーレン・イシイ
復讐の2人目は、オーレン・イシイという中国系アメリカ人である。イシイは、幼い頃、ヤクザに両親を殺された復讐のため殺し屋となり、今では東京ヤクザ界のボスにまでのぼり詰めていた。
マンバは、イシイの殺害のため、沖縄の伝説の刀鍛冶である服部半蔵のもとを訪ねた。服部半蔵は、刀鍛冶という身分を隠して、寿司屋を営んでいた。マンバは、服部半蔵を説得して、新しく日本刀を造らせる。
服部半蔵自慢の刀を手にしたマンバは、東京の料亭に向かう。そこには、イシイとその手下たちが宴会を開いていた。マンバは、ボディガードのGOGO夕張や秘書のソフィを始め大量の手下たちを倒し、ついにイシイとの一騎打ちに持ち込む。
雪の降る日本庭園にて、決闘が始まる。死闘を乗り越えたマンバは満身創痍であった。イシイの攻撃により、一度は心が折れそうになった。しかし、マンバは最後の力を振り絞り、イシイの頭部を切り落とした。2人目の復讐は終わった。
【結】復讐は続く
マンバは、イシイの秘書ソフィを生かしていた。その理由は2つ。他の殺し屋の居場所を突き止めるため。そしてボスであるビルに、マンバの復讐を知らせるためである。
マンバは、ソフィをワゴンのトランクに入れると、病院に運んだ。病院の前にソフィを投げ飛ばすと、マンバは姿を消すのだった。
ビルは、変わり果てたソフィの心配をしながら、こう言った。
「ブライドは自分の子どもが生きていると知っているのか」
『キル・ビル Vol.1』の感想
ううん、どこから書けばいいのでしょうか。『キル・ビル Vol.1』は、とてもおもしろい映画でした。これまで観てこなかったことを後悔するくらいです。沢山あるので、箇条書きにして、映画の魅力を伝えます。
[box class="white_box" title="『キル・ビル Vol.1』のここがイイ!"]
- キャラがかっこいい
女性ファイターが大活躍です。それぞれ自分の信念を持ちながら生きている様子がとてもかっこいいです。 - 台詞がおしゃれ
これぞタランティーノ監督の真骨頂です。どの台詞も、日常生活で言ってみたいものばかりです。 - 日本文化リスペクトが良い
日本文化へのリスペクトが至る所に見られます。正直笑ってしまうような演出もあるのですが、そこがまた良いんです。 - ユマ・サーマンがかわいい
ユマ・サーマンがかわいい。
悪い所と言えば、おもしろすぎるところくらいでしょうか。1秒たりとも飽きずに楽しめる映画です。ぜひご覧ください。
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